「2020の主役は誰だ?」をテーマに、DAZN解説陣が独自視点でキャンプ取材を行った情報を伝える『12球団 キャンプキャラバン』。現役時代は日本ハムで投手として活躍し、現在は解説者を務める西崎幸広氏が、古巣のキャンプ地である沖縄県名護市の浦タピックスタジアム名護を訪れた。
昨年はパ・リーグで5位と苦しいシーズンを過ごした日本ハムだが、オープナーや極端な守備シフトなど画期的な戦術で注目を集めた。なかでも堀は、本来中継ぎながらも8月には、異例となる中1日で先発マウンドに上がるなどオープナーを経験。53試合に登板して4勝4敗5ホールド1セーブ防御率5.22と数字こそ伸び悩んだが、大きな可能性を示した。
西崎氏は「投手としては『なんで?』って言いたくなるものですが、それでも文句を言わずにチームのためにやってくれた」と堀の姿勢を評価。「だからこそ去年の経験を生かして、今年はローテーションの一角として頑張ってもらいたい」とエールを送る。
期待を背負う堀は「今年は中継ぎ一本でやりたい」としながらも、長いイニングを投げるために必要なスタミナを強化するために、キャンプからトレーニングに励んでいる。さらに去年は右打者に対して被打率.281と相性が悪かったが(左打者に対しては被打率.232)今年は「対戦して研究されているからこそ、もう少し外にしっかりと投げるように。そこでチェンジアップが有効に使えれば」とチェンジアップを磨く。
「去年よりももっといい数字を求めて投げていきたい。目標は50試合以上で防御率は3点台に抑えたい」と意気込む堀。西崎は「いや俺は2点代いけると思う。皆さんも期待してやってください」と後輩の活躍に期待した。
そのほかにも西崎は、今年からヘッドコーチ兼打撃コーチに就任した小笠原道大氏を直撃。今年の注目ポイントを尋ねると「見ていた感じだとスマートに(野球を)やっていた。諦めない、なんとかするといったものがプレーに滲み出ると、見ている人たちは引き込まれていく」と、小笠原氏は『泥臭さ』をテーマに指導しているようだ。
さらに西崎は、野手の主役として近藤健介外野手を指名。「首位打者を獲ってもらいたい。4割に一番近いバッター」と評価している。
DAZNでは、開幕に向けて『12球団 キャンプキャラバン』を配信中。DAZN解説陣が、様々な視点から各球団の注目選手を紹介している。視聴は3月31日までとなっているのでこの機会を、ぜひお見逃しなく。
12球団 キャンプキャラバン
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