再開か？ 中止か？ 新型コロナの影響で中断を余儀なくされている2019-2020シーズンのチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグについて、UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長がドイツ『ZDF』で見通しを明らかにした。
「チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの再開は5月、あるいは6月や7月になるかもしれません。中止のオプションも検討中です。異常な状況下にあるため、スケジュールには柔軟に対応します。危機がより早く緩和されれば、より早く始められます」
再開のタイミングが遅れれば遅れるほど、来シーズンへのしわ寄せは大きくなる。そのため、中立地での一発勝負など「さまざまなオプションを検討している」と語るチェフェリン会長は決勝の“デッドライン”についても言及した。
「チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの両方が8月3日までに終了している必要があります。9月、10月まで延期することはできません。我々にとって唯一の誤った決定は選手、ファン、レフェリーの健康と安全を危険にさらした状態でプレーさせることです」
感染拡大に歯止めがかからない現状を鑑みれば、再開が困難なのは言うまでもないだろう。今はただ、新型コロナウイルスによる危機が一日も早く終焉することを願うばかりだ。
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