チェルシーが日本代表MF三笘薫が所属するブライトンのMFモイセス・カイセドとFWレアンドロ・トロサールのペアが次のターゲットとなると地元メディア「DailyMail」が報じた。
チェルシーは15日に行われたプレミアリーグ第20節・クリスタルパレス戦でFWカイ・ハバーツの得点で1-0で5試合ぶりのリーグ戦勝利を飾ったが、現在リーグ10位と苦戦を強いられている。
同日にはクラブが、アーセナルへの移籍が噂されていたシャフタール・ドネツクのウクライナ人FWミハイロ・ムドリクを8800万ポンドで獲得を発表。今冬の移籍市場では積極的な補強を敢行してるが、リーグ戦への巻き返しに向け、更なる補強への姿勢を崩さないようだ。
そのターゲットとなっているのがブライトンに所属するカイセドとトロサールだ。
今回の報道によるとカイセドは、ブライトンと3年半の契約を残しているが、「長期離脱中のエンゴロ・カンテの後任として補強を考えている」として補強候補にリストアップ。ただ、ブライトンで主力として活躍しているエクアドル人MFは、「彼は安くはないだろう」との見方も示している。
一方のトッテナムからの関心も報じられているトロサールは、指揮官のロベルト・デ・ゼルビ監督との確執が取り沙汰されており、昨年12月31日に行われたアーセナル戦での出場を最後に出番を失っている。今回の報道によると、「デゼルビ監督はトロサールがクラブに戻るための扉は開いていると認めたが、彼の将来は依然として疑わしく、ブライトンを離れるのではないか」との見解を示している。
チェルシーは、ブライトンから今夏にDFマルク・ククレジャを、シーズン途中には現指揮官のグレアム・ポッターとそのスタッフを引き抜いた過去もある。再びブライトンからの引き抜きかあるか。今後もチェルシーの動向には注目が集まりそうだ。
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