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NFL Game Pass

【注目選手オフェンス編】ローレンス、ウィルソン、ジョーンズ…次代のスター候補たち|2021 NFLドラフト

DAZN NEWS
【注目選手オフェンス編】ローレンス、ウィルソン、ジョーンズ…次代のスター候補たち|2021 NFLドラフト(C)Getty Images
【NFL ニュース】NFLオフシーズンの目玉、ドラフト。第86回となる2021年は、4月30日(日本時間)から5月1日までの3日間にわたって行われる。
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今年もドラフトの時期がやってきた。NFLにおいて極めて重要なチーム強化手段であるドラフトは、毎年米国内でも高い注目を集めている一大イベントだ。

この記事ではオフェンスの注目選手を紹介する。今年は、クレムゾン大学のトレバー・ローレンスを筆頭に、ザック・ウィルソン、マック・ジョーンズら、次代のスター候補が集結。特に豊作とされているクオーターバックに好素材が多く注目したい。

オフェンス編

トレバー・ローレンス(クレムゾン大学)

2021-04-29-NFL-Lawrence

ポジション:クォーターバック(QB)
身長/体重:198cm/100kg
2020年成績:パス成功率69.2%、3153yds、24TD、5INT

1年生ながらチームを無敗で全米制覇に導いた神童。大学3年間で通算34勝2敗と圧巻の成績を残した。肩の強さ、パスの正確性、ポケット内での動きなど全てが一級品。クォーターバックを欲しているチームにとっては喉から手が出るほど欲しい逸材だ。すでに1位指名権を持つジャクソンビル・ジャガーズからプレイブックを渡されていると報道されており、今ドラフト1位指名が確実視されている。

ザック・ウィルソン(ブリガムヤング大学)

2021-04-29-NFL-Wilson

ポジション:クォーターバック(QB)
身長/体重:188cm/97kg
2020年成績:パス成功率73.5%、3692yds、33TD、3INT

昨シーズンにブレイクした抜群の身体能力を誇る二刀流クォーターバック。パス成功率73.5%、33TDに加え、ランでも10TDをマークし、ドラフトの株を一気に上げた。ポケット内外でも安定したパスを投げることができ、状況に応じて自らの足を使うなどプレースタイルが幅広い。大学OBでもあるQBスティーブ・ヤングの右投げ版と比較されるなどポテンシャルは随一だ。

しかし、活躍したのはこの1年のみと評価がしづらい選手の一人でもある。また強豪校との対戦が少なく、成績に疑問符をつけるスカウトもいるが、報道によるとニューヨーク・ジェッツが2位で指名する方向性で固めたと伝えられている。

マック・ジョーンズ(アラバマ大学)

2021-04-29-NFL-Jones

ポジション:クォーターバック(QB)
身長/体重:191cm/98kg
2020年成績:パス成功率77.4%、4500yds、41TD、4INT

多くのNFL選手を輩出したタレント集団の宝庫でもあるアラバマ大学の司令塔。昨シーズンはチームを全米王者へと導き、個人成績ではNCAA史上最高のパス成功率77.4%を含む、4500ヤード、40TD以上、4INTと安定したシーズンを送った。ポケット内でのプレイが安定していて、視野が広く、ベテランのような落ち着きを見せるのが持ち味だ。肩の強さが不安視されるが、ここ数ヶ月で急激に評価を上げ、上位での指名が予想されている。

ジャマー・チェイス(ルイジアナ州立大学)

2021-04-29-NFL DRAFT-Chase

ポジション:ワイドレシーバー(WR)
身長/体重:183cm/91kg
2020年成績:出場なし
2019年成績:84レシーブ、1780yds、20TD

昨シーズンは新型コロナウィルス感染拡大の影響でオプトアウトし、ドラフトへ向けての準備を選択した。一昨年にマークした20TDのうち14TDは20ヤード以上とビッグプレイ能力に長けている。また、フィジカルと俊敏性も併せ持ち、1年目からエースレシーバーとして活躍できるポテンシャルを秘めている。なお、5位指名権を持つシンシナティ・ベンガルズが指名すれば、2019年に全米制覇した大学時代のチームメイト、QBジョー・バロウと再び組むこととなる。

デボンテイ・スミス(アラバマ大学)

2021-04-29-NFL DRAFT-Smith

ポジション:ワイドレシーバー(WR)
身長/体重:178cm/82kg
2020年成績:117レシーブ、1856yds23 TD

昨シーズン、ワイドレシーバーとしては1991年以来のハイズマン賞(年間最優秀選手)を受賞したスミス。178 cmで82 kgと体格は小さいがどのルートも走れる最も完成されたレシーバーと評価されている。ナショナル・チャンピオンシップではケガの影響で前半のみの出場に終わったが12レシーブ、215ヤード、3TDと大舞台での勝負強さを見せつけた。チェイスと同様にどちらを指名しても遜色ないという声がほとんどだ。

カイル・ピッツ(フロリダ大学)

2021-04-29-NFL DRAFT-Pitts

ポジション:タイトエンド(TE)
身長/体重:198cm/111kg
2020年成績:43レシーブ、770yds、12TD

タイトエンドのサイズながらワイドレシーバーのような俊敏さを誇る怪物。特筆すべきなのがその身体能力の高さと優れたキャッチング能力。どんな体勢からでも捕球でき、その上、43回のレシーブ機会で一度も落球を喫していない。ブロッカーとしての評価は低いが、それを補うくらいの潜在能力の高さが魅力。QBトレバー・ローレンスがいなければ間違いなくドラフト1位指名だったであろう。

ペネイ・スーウェル(オレゴン大学)

2021-04-29-NFL DRAFT-Sewell

ポジション:オフェンスライン(OL)
身長/体重:196cm/150kg

昨シーズンは新型コロナウィルスの影響によりオプトアウトを選択したが、彼の評価が覆ることはなかった。サモア出身のスーウェルはフットワークが軽く、相手ディフェンダーに抜かれることがない。全1376スナップを受けて、与えたサックはわずか1と抜群の安定感を誇る。1年目からスタメンに起用されるポテンシャルを秘めている。

その他の注目選手

  • QBジャスティン・フィールズ(オハイオ州立大学)
  • QBトレイ・ランス(ノースダコタ州立大学)
  • RBトラビス・イーティエン(クレムゾン大学)
  • RBナージー・ハリス(アラバマ大学)
  • WRジェイレン・ワドル(アラバマ大学)
  • OLラショーン・スレイター(ノースウェスタン大学)
  • WRカダリアス・トニー(フロリダ大学)
  • OLアライジャ・ベル・タッカー(南カリフォルニア大学)

NFL ドラフト 2021 日程

開催日時刻配信内容
4月30日(金)9:00第1日
5月1日(土)8:00第2日
5月2日(日)1:00第3日

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