シンシナティ・ベンガルズ vs カンザスシティ・チーフス
前回対戦:チーフス 31-34 ベンガルズ
4年連続カンファレンス・チャンピオンシップ進出のチーフスは、QBパトリック・マホームズがプレイオフの2試合でパス成功率75.9%、8 TDパス、1 INTと絶好調だ。先週の試合では、残り13秒の崖っぷちから同点FGに持ち込むドライブを展開するなどノリに乗っている。
そんなマホームズは、ホームのアローヘッド・スタジアムでは7勝1敗、23 TDパス、1 INTと無類の強さを見せる。史上4チーム目の3年連続スーパーボウル進出は、この男の右肩にかかっている。
対するベンガルズは、先週のディビジョナル・ラウンドで9サックを浴びながらも第1シードのテネシー・タイタンズを撃破し、勢いに乗る。
第17週の対戦ではQBジョー・バロウがQBレーティング148、446パスヤード、4 TDパスと完璧な試合運びを見せれば、ルーキーWRジャマー・チェイスは球団記録の266ヤードレシーブ、3 TDを挙げてチーフス守備陣を粉砕。試合序盤からこのコンビを軸に攻撃を展開してくるだろう。1988年以来のスーパーボウルの舞台に進めるか注目だ。
サンフランシスコ・49ers vs ロサンゼルス・ラムズ
前回対戦:49ers 27-24 ラムズ
今季3度目となる同地区対決は、両QBに注目だ。ラムズのQBマシュー・スタフォードはプレイオフの2試合でQBレーティング140以上、INTなしと完璧な仕上がりを見せている。
しかし、レギュラーシーズンで対戦した49ersとの2試合は、4 INT、7サックを喫するなど苦戦。どう攻略していくのか見どころだ。また、先週の試合で4つのファンブルとミスを連発しており、今回はターンオーバーで攻撃権を失うことは避けたい。
対する49ersのQBジミー・ガロポロは、レギュラーシーズン、プレイオフを含む4試合連続でQBレーティング90未満と精彩を欠いている。さらに直近2試合は、TDパスもなく浮上のきっかけを掴めていない。
WRディーボ・サミュエル、TEジョージ・キトルと好レシーバー陣を揃えているため、ガロポロの奮起にかかっている。また、タックルのトレント・ウィリアムズが足首を負傷しており、その回復具合もこの試合のカギとなってくる。
2019年以降では49ersが6連勝中と圧倒的に有利。ロサンゼルスで開催される今季のスーパーボウルで2年連続の本拠地開催となるか、それとも2年ぶりの進出か。
NFL ポストシーズン 2021 AFC/NFCチャンピオンシップ | 日程・配信予定
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