シンシナティ・ベンガルズ vs テネシー・タイタンズ
タイタンズは、リーグ5位の平均141.4ランヤードとランゲームが好調。また、エースRBデリック・ヘンリーが、第8週以来の復帰が予想されている。ヘンリーが復活となれば地上戦を得意としているタイタンズにとっては最高の形だろう。
対する1990年シーズン以来のディビジョナル・ラウンドに進出したベンガルズは、QBジョー・バロウとWRジャマー・チェイスのホットラインがカギを握る。バロウは直近3戦でチェイスへのパスの割合が79%と、エースレシーバーを中心に攻撃を展開。チェイスも1試合平均獲得169ヤードと大学時代のチームメイトの期待に応える活躍を見せている。1988年シーズン以来のカンファレンス・チャンピオンシップ進出なるか。
サンフランシスコ・49ers vs グリーンベイ・パッカーズ
前回対戦:49ers 28-30 パッカーズ
2012年以降、プレイオフでの対戦は4度目で、49ersが3連勝中と相性が良い。過去3戦と同様にオールプロにも選出されたWRディーボ・サミュエルとRBイライジャ・ミッチェルを中心とした地上戦を支配できるかにかかっている。だが、守備の方に目を向けるとDEニック・ボサ(脳しんとう)、LBフレッド・ワーナー(両足首)の出場が不透明ということもあり、不安が残る。
2年連続で第1シードのパッカーズは、WRデバンテ・アダムスが100ヤードレシーブを挙げた試合では7戦全勝だ。試合序盤からQBアーロン・ロジャースとのコンビに注目。試合当日の予想最高気温は-17度に加えてみぞれの可能性もある。伝統の地ランボー・フィールドで勝利の女神が微笑むのはどちらのチームか。
ロサンゼルス・ラムズ vs タンパベイ・バッカニアーズ
前回対戦:ラムズ 34-24 バッカニアーズ
連覇を目指すバッカニアーズにとって最初の難関とも言えるだろう。今季リーグ最小の被サック数(23)を誇るオフェンスライン陣だが、この試合ではタックルのトリスタン・ワーフスとセンターのライアン・ジェンセンの出場が不透明となっている。この2人が万全でないとラムズのDTアーロン・ドナルドを筆頭に強烈なパスラッシュ勢に苦戦することが予想される。MVP最有力候補と声が上がるQBトム・ブレイディが、ホームでレギュラーシーズンの雪辱なるか注目だ。
対するラムズはQBマシュー・スタフォードの活躍が重要になってくる。先週の試合ではパス成功率76.5%(13/17)、2TDパスと完璧な試合運びを見せて、キャリア13年目にしてプレイオフ初白星を挙げた。王者ブレイディを叩いて自身初のカンファレンス・チャンピオンシップに進出することができるのか。
バッファロー・ビルズ vs カンザスシティ・チーフス
前回対戦:ビルズ 38-20 チーフス
去年のAFCカンファレンス・チャンピオンシップの再戦。チーフスは第5週でビルズ戦に敗れて以降は9勝1敗と絶好調だ。特に直近10戦では相手オフェンスを12TDパス、15INT奪取と課題と呼ばれた守備面が大幅に向上。勝利すれば4年連続カンファレンス・チャンピオンシップ進出となる。
対するビルズはQBジョシュ・アレンが先週の試合で5TDパスと大活躍。同地区ライバルのペイトリオッツを粉砕して勢いに乗る。この試合ではチーフスのアンディー・リードHC(ヘッドコーチ)とビルズのショーン・マクダーモットHCによる師弟対決にも注目だ。遂に弟子が師匠を超えるのか、その戦いを見逃すな。
NFL ポストシーズン 2021 ディビジョナル・ラウンド | 日程・配信予定
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