カンザスシティ・チーフスvsロサンゼルス・チャージャーズ
NFLを牽引する若手QB対決。チーフスのQBパトリック・マホームズは、カージナルス戦でパス成功率76.9%、5TDパス、QBレーティング144.2と完璧な内容で相手を粉砕。チームとしても44点を挙げて、WRタイリーク・ヒルの抜けた穴を感じさせないオフェンスの破壊力だった。
チャージャーズのQBジャスティン・ハーバートも先週の試合で3TDパス、QBレーティング129.4と圧巻の成績を披露。点の取り合いが予想される一戦で、どちらの司令塔がチームを連勝に導くのか。
ニューオリンズ・セインツvsタンパベイ・バッカニアーズ
セインツは先週の試合で16点差を逆転し、勝利するなど勢いがある。前十字靭帯の大怪我から復活したQBジェイミス・ウィンストンは、269パスヤード、2TDパス、INTなしと安定感が光った。5年間過ごした古巣相手にどんなプレーを見せるのか見どころだ。
一方のバッカニアーズは、RBレナード・フォーネットが21キャリーで127ランヤードと地上戦を支配。ランディフェンスで苦戦したセインツ相手に、同じ形で攻めていきたい。
ピッツバーグ・スティーラーズvsニューイングランド・ペイトリオッツ
両チーム合わせてスーパーボウル制覇12回の強豪同士の対決。スティーラーズは先週の試合で、ディフェンス陣が合計7サック、5つのターンオーバー奪取と大暴れだったが、LB T.J・ワットが胸部の骨折で6週間の離脱が発表された。守備のエースを欠くなか、DTキャム・ヘイワードやSミンカ・フィッツパトリックの活躍がカギになってくる。
ペイトリオッツは初戦でわずか7点に加えて、ファンブルが2回とオフェンスが精彩を欠いた。QBマック・ジョーンズを中心にどこまで復調なるか注目だ。
ロサンゼルス・ラムズvsアトランタ・ファルコンズ
2週連続で行われるホームの試合で連敗は避けたいラムズは、オフェンス陣の活躍が不可欠だ。QBマシュー・スタフォードとWRクーパー・カップは安定していたが、3つのインターセプトと被サックは7回と苦戦した。ミスを減らして、プレッシャーがかかる前にパスを展開していきたい。
先週の試合で逆転負けを喫したファルコンズはランオフェンスが好調。WR兼RBの二刀流で出場のコデール・パターソンの活躍を見逃すな。
ダラス・カウボーイズvsシンシナティ・ベンガルズ
カウボーイズは黒星スタートに加えて、QBダク・プレスコットが右手親指の骨折で長期離脱と不運が続いている。LBマイカ・パーソンズが2サックを挙げて活躍するも、攻撃陣がわずか3点と不発に終わった。
ベンガルズは先週の試合で合計5つのターンオーバーとミスを連発。WRジャマー・チェイスは10レシーブで129ヤードレシーブ、1TDと好調なだけに着実に得点を重ねていきたい。
グリーンベイ・パッカーズvsシカゴ・ベアーズ
パッカーズは先週の試合で攻守共に精彩を欠いた。QBアーロン・ロジャースは、サックを4回受けるなか、195パスヤード、TDパスなしと全く機能せず。守備面も合計395ヤードを与え、相手の勢いを止められずに敗戦。最大のライバルであるベアーズ相手にホームで復調なるか。
DEロバート・クイン、LBロークアン・スミスを中心にディフェンス陣に勢いがあるベアーズ。今週も番狂わせに期待が集まる。NFL屈指の伝統の一戦を制するのはどちらだ。
バッファロー・ビルズvsテネシー・タイタンズ
ビルズのQBジョシュ・アレンは、開幕戦で297パスヤード、3TD、ランでも1TDを奪うなど大活躍。唯一、懸念だったのは2つのファンブルを含む、4つのターンオーバーだろう。ミスで自滅する展開は避けたい。
タイタンズは、開幕戦で終了間際のFG失敗で敗戦したショックを乗り越えられるか。絶好調のビルズ相手に勝利するには、21キャリーで82ランヤードに終わったエースRBデリック・ヘンリーの大暴れが欠かせない。
フィラデルフィア・イーグルスvsミネソタ・バイキングス
オフェンスが好調の両チームの対戦。イーグルスは先週の試合で38点に加えて、合計獲得ヤードが455と破壊力抜群だ。特にランで216ヤードを稼いでおり、この試合でも地上戦でゴリゴリ推してくるだろう。
対するバイキングスは、WRジャスティン・ジェファーソンの活躍に期待が集まる。パッカーズ戦では、9回のレシーブで184ヤード、2TDと大暴れ。QBカーク・カズンズとの連携に注目だ。
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