クリーブランド・ブラウンズ vs ピッツバーグ・スティーラーズ
先週の試合で、残り2分から13点リードを守り切れずに大逆転負けを喫したブラウンズ。RB ニック・チャッブとRB カリーム・ハントを中心に得意の地上戦で試合を有利に進め、敗戦のショックを払拭したい。
スティーラーズは、QB ミッチ・トゥルビスキーが2試合で362パスヤード、2 TD、1 INT、QBレーティング76.1と平均的な成績に終わっている。早くも黄金ルーキーQB ケニー・ピケットの起用を望む声が増すなか、ベテランQBが意地を見せることができるか。
インディアナポリス・コルツ vs カンザスシティ・チーフス
開幕2戦を終えて勝ち星がなく、先週の試合では完封負けと元気がないコルツ。昨シーズンオフにトレードで加入したQB マット・ライアンは2試合で547パスヤード、1 TD、4 INTと精彩を欠いている。QBの調子が上がらないならエースRB ジョナサン・テイラーを中心にランで推していきたいところだ。
開幕2連勝のチーフスは、同地区ライバルのチャージャーズと接戦を制して勢いがある。調子が上がらないコルツ相手に取りこぼしは避けたい。
マイアミ・ドルフィンズ vs バッファロー・ビルズ
先週のレイブンズ戦で第4クォーターのみで28点を奪い、大逆転勝利を挙げたドルフィンズは2人快速WRコンビに注目だ。WR タイリーク・ヒルとWR ジェイレン・ワドルで合計361レシーブヤード、4 TDと荒稼ぎした。抜群の加速力を持っており、簡単にディフェンダーを置き去りにしてしまう。
反対に2試合で72点とオフェンスが絶好調のビルズを引っ張るのは、QB ジョシュ・アレン。ここまでパス成功率75.4%、614パスヤード、7 TDとMVP級の活躍を披露している。4 TDを記録しているエースWR ステフォン・ディッグスとのホットラインにも目が離せない。点の取り合いを制するのはどちらだ。
タンパベイ・バッカニアーズ vs グリーンベイ・パッカーズ
アウェイで開幕2連勝を挙げたバッカニアーズは、ディフェンス陣が好調だ。ここ2試合で与えた失点が13、TDを許したのは1回のみと鉄壁を誇る。QB トム・ブレイディ率いるオフェンス陣が苦戦するなか、守備の踏ん張りがポイントになってくるだろう。
パッカーズは、先週のベアーズ戦で27点と復調。QB アーロン・ロジャースの“相棒探し”はまだ続くが、RB アーロン・ジョーンズを軸としたランゲームでバッカニアーズの守備網をこじ開けたい。殿堂入りが確実視される「12番」の対決を見逃すな。
アリゾナ・カージナルス vs ロサンゼルス・ラムズ
ラムズは先週の試合で31点を挙げたオフェンスが復調気配。しかしQB マシュー・スタフォードがこの2試合で5 INTとミスが多いのが気になる。ランを使いながら攻撃を展開していきたいが、合計獲得がここまで117ヤードと機能せずにいる。この試合でもカギを握るのはリーグトップの236レシーブヤード、3 TDを挙げるWR クーパー・カップになってくるだろう。先週のレイダース戦で20点差からひっくり返して勢いに乗るカージナルス相手に連勝なるか。
デンバー・ブロンコス vs サンフランシスコ・49ers
49ersは足首の骨折で今季絶望となったQB トレイ・ランスに代わり、QB ジミー・ガロポロが再登板する。途中出場となった先週のシーホークス戦ではパス成功率61.9%、1 TD、INTなし、QBレーティング100.1と堅実な試合運びを披露。WRとRBの「二刀流」のディーボ・サミュエルとのコンビネーションに注目だ。
対するブロンコスは、深刻な得点不足に悩まされている。特に20ヤード以内のレッドゾーンでは6回のうち、フィールドゴールが4回、2回はファンブルロストと攻撃陣がチャンスを活かしきれてない。大型トレードで加入したQBラッセル・ウィルソンの奮起が欠かせない。
ニューヨーク・ジャイアンツ vs ダラス・カウボーイズ
6年ぶりの開幕2連勝、共に3点差以内と接戦に強いジャイアンツは、RB セイクワン・バークリーが好調。怪我から復活したエースRBはここまで236ランヤード、1回のキャリーで平均6.1ヤードを挙げてチームのラン攻撃を支えている。QB ダニエル・ジョーンズを絡めたパス攻撃が機能すれば3連勝も見えてくる。
一方、カウボーイズは、今季すでに4サックを上げているLBマイカ・パーソンズを中心とした守備で接戦に持ち込みたい。控えQB クーパー・ラッシュのゲームメイク力にも注目だ。
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