アリゾナ・カージナルスvsニューオリンズ・セインツ
2連敗中のカージナルスはこの試合からWRディアンドレ・ホプキンスが出場停止から復帰予定だが、ここまでチームトップの485ヤードレシーブを記録していたマーキース・ブラウンが足のケガで長期離脱となかなかフルメンバーが揃わない。ここ3試合連続でINTを喫するなど不安定なパフォーマンスが続いているQBカイラー・マレーの奮起が求められる。
対するセインツはオフェンス陣にケガ人が続出。NFC北地区首位から1ゲーム差とまだ射程圏内にいるだけに控えQBアンディー・ドルトンの活躍が重要になってくる。
テネシー・タイタンズvsインディアナポリス・コルツ
コルツは先週の試合で残り17秒から逆転のTDを上げて勝利と勢いがある。QBマット・ライアンは今季最多の389パスヤード、3TDパスと復調。エースRBジョナサン・テイラーを2週連続で欠くなか、司令塔の活躍がカギになってくる。
バイウィーク明けのタイタンズはRBデリック・ヘンリーが2試合連続で100ランヤード以上と調子が上向きだ。得意の地上戦で4連勝を狙う。
カロライナ・パンサーズvsタンパベイ・バッカニアーズ
優勝候補として挙げられたバッカニアーズはここ4戦で1勝と苦戦。QBトム・ブレイディはリーグ5位の1652パスヤード、8TDパス、1INTと数字は安定も、レッドゾーンでのTD%がリーグ20位タイ(50%)と深刻な決定力不足に泣いている。攻撃の中心はここまで合計で4TDを記録するRBレナード・フォーネットになってくるだろう。最下位に沈むパンサーズ相手に勝利し、勢いに乗りたい。
ロサンゼルス・チャージャーズvsシアトル・シーホークス
チャージャーズは5勝のうち、3勝は7点差以内と接戦に強い。QBジャスティン・ハーバートは先週の試合で2020年シーズン第12週以来のTDパスなし、今季ワーストのQBレーティング66.3と相手ディフェンスに苦しめられた。しかし、この試合からWRキーナン・アレンが帰ってくる。試合の序盤からエースレシーバーの方向にパスを投げてくるだろう。
シーホークスはQBジーノ・スミスが自己最高のパス成功率(73.4%)、QBレーティング(108.1)と好パフォーマンスを披露している。32歳の苦労人QBがアウェイで番狂わせなるか。
サンフランシスコ・49ersvsカンザスシティ・チーフス
AFC西地区首位タイのチーフスは連敗を避けるためにもQBパトリック・マホームズの奮起が必至だ。先週の試合では最後のドライブで喫したINTを含む、2INTと精彩を欠いた。ここまでリーグトップの7TDレシーブを記録しているTEトラビス・ケルシーを軸に攻撃を展開してくるだろう。
49ersはトータル平均喪失ヤード(255.8)がリーグ1位と鉄壁な守備が持ち味だ。リーグ屈指の得点力を誇るチーフス相手にロースコアに持ち込みたい。第54回スーパーボウル以来の再戦を制するのはどちらだ。
マイアミ・ドルフィンズvsピッツバーグ・スティーラーズ
3連敗のドルフィンズはQBトゥア・タンゴバイオラが脳震とうから復帰し、先発出場する予定だ。快足WRコンビのWRタイリーク・ヒルとWRジェイレン・ワドルとの連携に注目だ。
一方、先週の試合で連敗を4で止めたスティーラーズは、守備陣の奮闘がポイントになってくる。ここまで平均喪失パスヤードはリーグ30位(277.8)と苦しんでいる。AFC北地区最下位ながら首位とはまだ1ゲーム差のため、連勝してしっかりついていきたい。
ニューイングランド・ペイトリオッツvsシカゴ・ベアーズ
2連勝中のペイトリオッツはQBベイリー・ザッピーが2試合連続でパス成功率70%以上、QBレーティング100以上と絶好調。守備もここ2試合で平均7.5点しか与えていない。この試合で勝利すれば、ビル・ベリチェックHC(ヘッドコーチ)が通算勝利で歴代単独2位となる。
反対に3連敗中のベアーズは平均得点(15.2)、平均パス獲得ヤード(122.8)が共にリーグワーストとオフェンスが全く機能していない。左肩を負傷しながらの出場を続けるQBジャスティン・フィールズの出来がカギになってくる。
関連ページ
● 2022 NFL カレンダー・日程 | 放送・配信予定 | DAZN番組表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。