シアトル・シーホークス vs サンフランシスコ・49ers
直近4戦で1勝3敗のシーホークスは、NFCカンファレンス8位に転落。7位とは0.5差と接戦のなか、プレイオフ進出にはこれ以上の敗戦は避けたい。
現在6連勝中に加えて、リーグトップの守備を誇る49ersに勝利するにはQBジーノ・スミスの右肩に懸かっている。先週の試合で今季ワーストのパス成功率(58.3%)、INT数(2)、QBレーティング(85.9)と精彩を欠いた。WR D.K・メットカフ、WRタイラー・ロケットの強力なレシーバー陣を中心に序盤から得点を奪い、試合を優位に進めていきたい。
ミネソタ・バイキングスvsインディアナポリス・コルツ
勝てばNFC北地区優勝が決まるバイキングスは、WRジャスティン・ジェファーソンの活躍に注目が集まる。先週のライオンズ戦では球団記録の223レシーブヤードを挙げるなど大暴れ。この試合でマッチアップが予想されるコルツのCBステフォン・ギルモアがNFL屈指のレシーバーをどう止めるのか見ものだ。
3連敗中のコルツはRBジョナサン・テイラーを中心に地上戦が機能するかに懸かっている。
クリーブランド・ブラウンズvsボルティモア・レイブンズ
AFC北地区首位に立つレイブンズは、QBラマー・ジャクソンが膝の怪我で2試合連続の欠場が濃厚。司令塔を欠いた戦いを強いられるなか、RB J.K・ドビンズ、RBガス・エドワーズの2枚看板がカギとなってくる。先週の試合では合計215ランヤードのうち、2人で186ランヤードを荒稼ぎ。控えQB タイラー・ハンドリーの負担を軽減するためにこの試合でも同じ活躍が求められる。
バッファロー・ビルズvsマイアミ・ドルフィンズ
AFC東地区の天王山第2ラウンド。ここまで2連敗中のドルフィンズは、勝利には攻撃陣の復活が欠かせない。今季、勝った試合は平均29.3点に対して、負けた試合は平均16.4点と対照的な数字だ。得意のアップテンポオフェンスを展開していきたいが、バッファローで行われる試合当日の天候は0度摂氏に加えて雪の予報もある。悪天候に慣れていないドルフィンズがどのような戦術を展開するのか気になる。
反対にビルズはレズリー・フレイジャーDC(ディフェンシブ・コーディネーター)率いる守備陣の踏ん張りで第3週の雪辱なるか。
ヒューストン・テキサンズ vs カンザスシティ・チーフス
チーフスのQBパトリック・マホームズは、先週の試合で今季ワーストの3 INTとミスが多かったが、守備陣が踏ん張って7年連続シーズン年間10勝以上を達成した。この試合に勝利すればAFC西地区6連覇となる。
未だシーズン1勝のみのテキサンズは、カウボーイズ戦で善戦するも最後のドライブでTDを許し、逆転負けを喫した。終盤の得点チャンスで相手ゴール前3ヤードにて痛恨の4thダウン失敗が大きく響いた。ホームでチーフス相手に意地を見せて、第5週以来の勝利なるか。
シカゴ・ベアーズ vs フィラデルフィア・イーグルス
ベアーズのQBジャスティン・フィールズとイーグルスのQBジェイレン・ハーツの二刀流QBの対決が注目される一戦。ハーツは先週の試合でNFL史上初の2年連続10 TDランを記録。今季は合計で32 TDを挙げるなどパスとランの両方でイーグルスの攻撃陣を牽引している。
対するベアーズもQBジャスティン・フィールズが今シーズン、2度の100ランヤード以上を含む、チームトップの905ランヤード、8 TDランをマーク。得意のラン攻撃でチームの連敗を止めることができるか。
ロサンゼルス・チャージャーズ vs テネシー・タイタンズ
2018年シーズン以来の3連敗と終盤にきて調子を落としているタイタンズ。特に先週の試合ではエースRBデリック・ヘンリーが2つのファンブルを含む、チームとして合計4つのターンオーバーとミスが多かった。しかし、ヘンリーは第9週以来の100ランヤード超えを記録するなど復調気配にある。ラン守備(リーグ28位)に難を抱えるチャージャーズ相手に得意の地上戦を使って勝機を見出せるか注目だ。
タンパベイ・バッカニアーズ vs シンシナティ・ベンガルズ
直近8試合で7勝1敗と絶好調のベンガルズはオフェンスが最大の武器だ。この8試合で平均28.4点のハイアベレージを残しているが、この試合ではWRタイラー・ボイド(指の脱臼)、WRティー・ヒギンズ(ハムストリング)のレシーバー2人を欠くことが濃厚だ。そんななかで、QBジョー・バロウとWRジャマー・チェイスのホットラインに期待が集まる。勢いに乗り切れないバッカニアーズに対して連勝を伸ばせるか。
ワシントン・コマンダーズvsニューヨーク・ジャイアンツ
2週間前の対戦では両チームともに決め手を欠き、引き分けに終わった。先週のイーグルスに大敗したジャイアンツは、オフェンスラインの復調がカギになる。得意のラン攻撃はRBセイクワン・バークレーが9キャリー、28ランヤードを含めて合計123ランヤードと機能しなかったことに加えて、7サックを献上するなど攻撃陣が不発に終わった。バイウィーク明けで休養十分のコマンダーズ相手にOL陣の活躍に期待が集まる。プレイオフ進出に向けた大一番を制するのはどちらだ。
グリーンベイ・パッカーズ vs ロサンゼルス・ラムズ
まだプレイオフ進出へわずかな希望を残すパッカーズは肋骨と右手の親指を骨折しているQBアーロン・ロジャースの状態が気になる。万全ではないなか、極寒で知られる本拠地ランボー・フィールドでどのようなパフォーマンスを披露するのか注目だ。
ラムズは先週のレイダース戦で決勝TDを決めたQBベイカー・メイフィールドが先発予定。リストラ後、数日でラムズに加入し、勝利に導いた「元ドラ1」が2週連続の大暴れに期待が集まる。
関連ページ
● 2022 NFL カレンダー・日程 | 放送・配信予定 | DAZN番組表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。