NFLのオフシーズンが迫りつつあり、シーズンも終盤戦へと突入している。多くのチームがプレーオフ出場やスーパーボウル獲得に向けて力を注いでいる一方、オフシーズンを見据え、NFLドラフトに集中するチームもある。2024年のNFLドラフトはミシガン州デトロイトで開催される予定で、各チームにとっては編成を再構築する大きなチャンスとなる。豊富なトッププレーヤー候補が揃うだけに、各チームは早い指名順を切望することは間違いない。レギュラーシーズンのウィーク13を終えた段階での指名順位を見ていこう。
1 - シカゴ・ベアーズ(カロライナ・パンサーズより指名権譲渡 1勝11敗)
現段階で、NFLドラフトの1巡目最初の指名権を持つのはシカゴ・ベアーズだ。カロライナ・パンサーズがリーグで最も勝率の低い1勝11敗の成績を残していることと、ベアーズとシカゴが昨年取引を交わしたことによるものだ。パンサーズは、ブライス・ヤングを指名するためベアーズと取引を行い、その交換条件として2024年1巡目の指名権をベアーズへ譲渡している。
2 - ニューイングランド・ペイトリオッツ 3勝10敗
厳しいシーズンを送るニューイングランド・ペイトリオッツが現時点で2位の指名権を手にしている。ビル・ベリチック監督体制下でペイトリオッツが獲得したことのある最高指名順位となる可能性がある。
3 - アリゾナ・カーディナルス 3勝10敗
新体制となるアリゾナ・カーディナルスのGMとヘッドコーチは、トップランクの指名権を手に入れることができそうだ。チームを刷新する上で大いに役立つだろう。
4 - ワシントン・コマンダース 4勝9敗
新しいオーナーが就任したワシントン・コマンダースの指名順は現時点で4位。優れた新人を迎え入れるチャンスだ。
5 - シカゴ・ベアーズ 4勝8敗
ベアーズは、パンサーズから譲渡された指名順に加えて、自分たちの指名権で再び1巡指名することができる。トップ5の内に2つの指名権を確保できれば、シカゴのチーム再編プロセスが急加速するだろう。
6 - ニューヨーク・ジェッツ 4勝8敗
ニューヨークを拠点とするチームで最初に指名することになりそうなのは、ジェッツだ。これで過去10年間で7回目となるトップ10内での指名機会に恵まれる。
7 - ニューヨーク・ジャイアンツ 4勝8敗
ジャイアンツは2022年にプレーオフ出場を果たしたものの、今シーズンは選手の怪我の影響で苦戦を強いられた。2023年はトップ10内で指名することになる。
8 - テネシー・タイタンズ 4勝8敗
タイタンズの戦いが苦しいこともあり、2017年以来初めてとなるトップ10内の指名権を得ることになりそうだ。
9 - ニューオーリンズ・セインツ 5勝7敗
10 - タンパベイ・バッカニアーズ 5勝7敗
バッカニアーズが10位以内の指名順を確保できれば、トップクォーターバック候補を獲得するチャンスがあるかもしれない。
11 - ラスベガス・レイダーズ 5勝7敗
新たなヘッドコーチが就任するレイダーズは、初めての指名権を活用して新たな時代のスタートを切るだろう。
12 - ロサンゼルス・チャージャーズ 5勝7敗
13 - デンバー・ブロンコス 6勝6敗
14 - バッファロー・ビルズ 6勝6敗
15 - シアトル・シーホークス 6勝6敗
シーホークスは3連敗でプレイオフの出場枠から遠ざかったことが影響し、ドラフト指名権の順位は中位まで上がってきた。
16 - ロサンゼルス・ラムズ 6勝6敗
17 - シンシナティ・ベンガルズ 6勝6敗
18 - ピッツバーグ・スティーラーズ 7勝6敗
19 - アトランタ・ファルコンズ 6勝6敗
現在プレーオフ進出圏内にいるチームの中で最初に指名することになりそうなのは、ファルコンズだ。
20 - グリーンベイ・パッカーズ 6勝6敗
21 - ミネソタ・バイキングス 6勝6敗
22 - アリゾナ・カーディナルス(ヒューストン・テキサンズより指名権譲渡 7勝5敗)
カーディナルスとテキサンズは昨年のドラフトで指名権を取り引きした。ヒューストンの現在の勝ち星は7勝5敗。このままいけばカーディナルスは22位で指名することになる。
23 - インディアナポリス・コルツ 7勝5敗
24 - ヒューストン・テキサンズ(クリーブランド・ブラウンズより指名権譲渡 7勝5敗)
この指名権はテキサンズとブラウンズの取引によるもので、昨年のデショーン・ワトソンのトレードに伴いテキサンズに譲渡されたものだ。ブラウンズは現在7勝5敗。このままいけばテキサンズは24番目の指名権を得ることになる。
25 - カンザスシティ・チーフス 8勝4敗
26 - ジャクソンビル・ジャガーズ 8勝4敗
27 - ダラス・カウボーイズ 9勝3敗
28 - デトロイト・ライオンズ 9勝3敗
ライオンズとしてとして、これまでで最も遅い指名順となるかもしれない。
29 - サンフランシスコ・49ers 9勝3敗
30 - ボルティモア・レイブンズ 9勝3敗
31 - マイアミ・ドルフィンズ 9勝3敗
32 - フィラデルフィア・イーグルス 10勝2敗
イーグルスはNFLで最高の成績を上げており、このままいけばドラフトで最後の32番目の指名権を持つことになる。
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