今シーズンの頂点を決めるスーパーボウル58が近づいてきた。2月12日、サンフランシスコ・49ersとカンザスシティ・チーフスがヴィンス・ロンバルディ・トロフィーを争う舞台に立つ。
ラスベガスでの最終決戦をもって2023年シーズンは幕を閉じる。その後オフシーズンを挟んで間もなく新たなシーズンが始動し、ニューオーリンズで行われるスーパーボウル59への道が開かれる。
オフシーズンにおけるNFLの醍醐味はフリーエージェントだ。期間満了となる数多くのスター選手たちが、強化の目的に合致したチームと巨額の契約を手にすることになる。
今季のオフシーズン注目のフリーエージェント選手たちを早くもピックアップした。
1. クリス・ジョーンズ - カンザスシティ・チーフス
リーグ最高峰のディフェンシブプレイヤーであるジョーンズは、チーフスのスーパーボウル58進出に大きく貢献している。過去の契約交渉で難航を極めた経緯があり、チーフスがフランチャイズタグを再び適用しなければ、ジョーンズは他チームで大型契約を獲得することになるだろう。
2. カーク・カズンズ - ミネソタ・バイキングス
12年間安定した成績を残してきたカズンズだが、今シーズン終盤にアキレス腱の怪我を負ったことで、関心を持つチームが現れるかどうかが焦点となる。フランチャイズタグ適用が不可能なバイキングスは別として、カズンズのような実績を積んだベテランQBを欲するチームは少なくないはずだ。
3. ジョシュ・アレン - ジャクソンビル・ジャガーズ
昨シーズン、アレンはリーグトップクラスのパスラッシャーへと飛躍を遂げた。サック17.5回、QBへのヒット33回、ロスタックル17回を記録し、潜在能力を開花させたアレンがフリーエージェント市場に出ることはないだろう。フランチャイズタグの適用が見込まれている。
4. ティー・ヒギンズ - シンシナティ・ベンガルズ
今シーズン、怪我で12試合の出場にとどまったヒギンズだが、シーズン終盤にはジョー・バロウも欠場するなど、ベンガルズにとっては厳しいシーズンだった。しかしながら、約193cmの体躯を活かしピッチ全域で脅威となるヒギンズは、このオフシーズンのフリーエージェント・マーケットで最も注目されるレシーバーだ。ジャマール・チェイスを支える最適なデコイとしても機能するため、ヒギンズにフランチャイズタグが適用される公算が大きい。
5. クリスチャン・ウィルキンス - マイアミ・ドルフィンズ
ディフェンス面の全スタッツでキャリアハイを更新し、ディフェンスラインならどこでもハイレベルなプレイができるウィルキンスは、マーケットに出た場合多くの関心を惹く存在だが、契約の延長がなされなければ彼にもフランチャイズタグが使用されるだろう。
6. ダニール・ハンター - ミネソタ・バイキングス
今シーズン、過去最高のタックル・フォー・ロス23回、サック16.5回、ファンブルフォース4回を達成したハンターは、今シーズンのデッドラインにトレード寸前となるなど、マーケットへと羽ばたく可能性が高い。
7. ブライアン・バーンズ - キャロライナ・パンサーズ
パンサーズにいながらにして過去2シーズンで20.5サックを挙げたバーンズには、組織力のある優れたチームでキャリアのピークを迎えるチャンスが与えられるべきだ。
8. アントワイン・ウィンフィールドJr - タンパベイ・バッカニアーズ
25歳にして絶頂期を迎えたウィンフィールドJr.は、今季ファーストチーム・オールプロに名を連ね、タックル122回、サック6回、ファンブルフォース6回、インターセプト3回をマーク。彼の進化を見逃さないために、バッカニアーズがフランチャイズタグを適用することだろう。
9. ジャスティン・マダビケ - ボルティモア・レイブンズ
自己最高の13サックを記録した今シーズン、マドゥブイケはサラリーを上げられる好機を迎え、マーケットに登場することになる。
10. ラジャリアス・スニード - カンザスシティ・チーフス
チーフスがスーパーボウル58まで駆け上がる中、スニードはジョシュ・アレンやラマー・ジャクソンといった相手を封じ込める素晴らしい守備を見せた。複数のチームの注目を集めたに違いない。
関連ページ
● 2023 NFL カレンダー・日程 | 放送・配信予定 | DAZN番組表
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。