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ゴルフ

【プレビュー】コロナ回避で有力選手が参戦。日本からは "旅人ゴルファー"川村昌弘が出場 | イングリッシュチャンピオンシップ

保井友秀
【プレビュー】コロナ回避で有力選手が参戦。日本からは "旅人ゴルファー"川村昌弘が出場 | イングリッシュチャンピオンシップ(C)Getty Images
【ゴルフ プレビュー】8月6日からDAZNで配信されるゴルフ・ヨーロピアンツアーのイングリッシュチャンピオンシップ。日本からは”旅人ゴルファー"川村昌弘選手が参戦するこの大会の見所をゴルフライターの保井友秀氏が紹介する。
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世界最高峰のゴルフツアーがPGAツアー(米国男子ツアー)であるのは間違いないが、PGAツアーで活躍する選手を次々と輩出しているのがヨーロピアンツアーであるのも、これまた疑いようのない事実である。

今週は米国でメジャー大会の全米プロゴルフ選手権(8月6日~8月9日、米国カリフォルニア州TPCハーディングパーク)が開催されるが、この大会で3連覇を狙うブルックス・ケプカもヨーロピアンツアーでの勝利(2014年ターキッシュエアラインズオープン)をきっかけに大きな飛躍を遂げた選手だ。

その全米プロゴルフ選手権にはPGAツアーとヨーロピアンツアーの上位選手が一堂に会するので、今週のヨーロピアンツアー・イングリッシュチャンピオンシップ(8月6日~8月9日、イングランド・ハンブリーマナーマリオットホテル&カントリークラブ)はメジャー大会への出場権を持たない選手たちの戦いになると見られていた。

コロナ回避で有力選手が参戦

ところが今年は米国での新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、メジャー大会を欠場して欧州にとどまる選択をする選手が続出した。その筆頭がヨーロピアンツアー25勝のリー・ウェストウッドだ。世界ランキング39位で全米プロゴルフ選手権の出場権を持っていたが、「今は感染者の多い米国に移動してゴルフをするのは気が引ける」と出場を回避。イングリッシュチャンピオンシップに参戦する。

この大会は今年が初開催だが、開催コースのハンブリーマナーマリオットホテル&カントリークラブでは1997年から1999年までイングリッシュオープンが開催された。ウェストウッドは1998年の優勝者である。

ヨーロピアンツアーは7月に入ってからツアーが再開されたが、オーストリアでの2連戦を終えた後、7月中旬から8月下旬にかけて長距離の移動を避けるため「UKスイング」と称して英国での6連戦が組まれた。イングリッシュチャンピオンシップは「UKスイング」の第3戦になる。

今年は全米オープンの欧州予選会が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったため、「UKスイング」の成績上位者に全米オープンの出場権が与えられることになった。第5戦のISPS HANDAウェールズオープン(8月20日~8月23日、ウェールズ・ケルティックマナーリゾート)終了時点で「UKスイング」のポイントランキング上位10人が全米オープンの出場資格を獲得できる。

全米オープンは6月18日~6月21日の開催が延期となり、9月17日~20日にスケジュール変更となった。開催コースはニューヨーク州ウィングドフットゴルフクラブなので、こちらも新型コロナウイルスの感染者が多いエリアだが、出場するかどうかは出場権を得た選手が決めることになる。

全米OP出場狙う川村昌弘が出場

この出場権を目指して「UKスイング」で奮闘しているのが"旅人ゴルファー"の異名を持つ川村昌弘だ。全米プロゴルフ選手権に出場する松山英樹、石川遼の2学年下で、1993年6月25日生まれの27歳。PGAツアーを目指した2人とはまったく異なるゴルフ人生を歩んでいる。

2013年に日本ツアーとアジアンツアーの共催競技であるアジアパシフィック パナソニックオープンで勝利を挙げたことで、翌年からアジアンツアーに積極的に参戦。アジアンツアーとの共催競技が多いヨーロピアンツアーにも活躍の舞台を広げ、昨年はポイントランキング56位でシード権を獲得した。今年は8試合に出場し、最高順位はアブダビHSBC選手権の17位タイ。ポイントランキング99位につけている。

「UKスイング」第1戦のベットフレッドブリティッシュマスターズ(7月22日~7月25日、イングランド・クローズハウスゴルフクラブ)と第2戦のヒーローオープン(7月30日~8月2日、イングランド・フォレストオブアーデンマリオットホテル&ゴルフクラブ)ではいずれも予選落ちを喫したが、ヒーローオープンでは初日3オーバー75の出遅れから2日目3アンダー69と盛り返した。2015年以来となる全米オープン出場のために、第3戦以降のどこかで上位に食い込みたい。

昨年8月、渋野日向子がAIG全英女子オープンで快挙を達成したように、今年は川村が英国から日本中を驚かせてほしいところだ。

文・保井友秀

1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーランスとして活動を始める。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで連載記事を執筆している。

直近のゴルフ配信予定 | DAZN番組表

大会期間
イングリッシュ・チャンピオンシップ8月6日~9日
ウィン・コ―・フーズ・ポートランド・オープン8月6日~9日
セルティック・クラシック8月13日~16日
アルバートソンズ・ボイセ・オープン8月13日~16日

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