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【プレビュー】PGAツアーへの昇格を目指し、日本からは21歳の若武者・小斉平優和が出場 | アルバートソンズ・ボイジーオープン | ゴルフ

保井友秀
【プレビュー】PGAツアーへの昇格を目指し、日本からは21歳の若武者・小斉平優和が出場 | アルバートソンズ・ボイジーオープン | ゴルフ(C)Getty Images
【ゴルフ プレビュー】8月14日からDAZNで配信されるゴルフのアルバートソンズ・ボイジーオープン。PGAツアー昇格を目指す若武者・小斉平優和にとっては正念場となる大会だ。ゴルフライターの保井友秀氏がこの大会について解説する。
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例年よりも狭いPGAツアーへの門

全米プロゴルフ選手権が終わり、PGAツアーは今週のウィンダム選手権(8月13日~8月16日、ノースカロライナ州セッジフィールドカントリークラブ)で早くもレギュラーシーズン最終戦を迎える。

例年であれば、ウィンダム選手権終了時点のフェデックス・カップポイントランキング上位125位までが来季のシード権を獲得。その後、126位から200位の選手たちは下部ツアーのコーン・フェリーツアーのポイントランキング上位75人の選手たちと入れ替え戦を戦い、来季の出場権を争うはずだった。

しかし今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月中旬から6月中旬までツアーが中断したため、救済措置として126位以下の選手も今季の出場資格を来季まで維持できることになった。

これに伴い、今季はコーン・フェリーツアーからPGAツアーに昇格する選手が大幅に減る。例年であれば、コーン・フェリーツアーの上位25人が自動的にPGAツアーに昇格できる上、上位75人が3試合の入れ替え戦に進出。その3試合で有資格者を除く上位25人に入ればPGAツアーに昇格できるというシステムだった。

ところが今年は入れ替え戦がなくなり、本来であれば入れ替え戦の最終戦だったコーン・フェリーツアー選手権(8月27日~8月30日、インディアナ州ビクトリアナショナルゴルフクラブ)終了時点のポイントランキング上位10人しかPGAツアーに昇格できない。

したがって、今週のアルバートソンズ・ボイジーオープン(8月13日~8月16日、アイダホ州ヒルクレストカントリークラブ)、来週のネーションワイド・チルドレンズホスピタル選手権(8月20日~8月23日、オハイオ州オハイオ州立大学ゴルフクラブ・スカーレットコース)、再来週のコーン・フェリーツアー選手権の3試合がPGAツアー昇格への正念場となる。

PGAツアー昇格を目指す若武者・小斉平優和

実は今季、PGAツアー昇格を目指してコーン・フェリーツアーで戦っている日本人選手が1人いる。小斉平優和(こさいひら ゆうわ)。1998年5月22日生まれ、大阪府出身の21歳だ。今季15試合に出場し、予選通過は5試合のみだが、7月のTPCサンアントニオチャレンジで最終日に8アンダー64をマークし、16位タイに食い込むなど随所で爆発力を発揮している。

小斉平のゴルフ人生もまた独特だ。高校3年時の2016年に日本ジュニアゴルフ選手権で優勝し、12月にプロ転向して日本ツアーの出場権をかけたQT(クオリファイングトーナメント)に挑戦した。残念ながら上位に入ることはできず、2017年はレギュラーツアー4試合、下部ツアーのチャレンジツアー11試合のみの出場だったが、2018年はさらなる飛躍を目指していた。

ところが、2018年の出場権をかけたQTのエントリーミスにより、日本ツアーに出られなくなった。そのため、活躍の舞台を求めてPGAツアー・チャイナに参戦した。PGAツアー・チャイナとは、PGAツアーの下部ツアーであるコーン・フェリーツアーのもう一段階下のツアー。サッカーにたとえると3部リーグに相当する。PGAツアー・チャイナの他に、PGAツアー・ラテンアメリカとマッケンジーツアー・カナダがあり、上位に入るとコーン・フェリーツアーへの挑戦権が得られる。

小斉平は2018年にPGAツアー・チャイナで14試合に出場し、2位2回を含む7度のトップ10フィニッシュを果たし、賞金ランキング4位に入った。2019年はPGAツアー・チャイナと日本ツアーを行き来するシーズンとなったが、日本ツアーではシード権を獲得できなかったのに対し、PGAツアー・チャイナでは2年連続で上位に入り、コーン・フェリーツアー挑戦を決断。2020年シーズンの出場権を獲得した。

今のところポイントランキング144位と苦しい状況だが、残り3試合で優勝すれば、PGAツアー昇格圏内まで一気にジャンプアップする可能性もある。また、コーン・フェリーツアーもPGAツアーと同様に、今季の出場資格を来季まで維持できることになっている。独自のルートで世界最高峰の舞台を目指す小斉平の戦いに注目したい。

文・保井友秀

1974年生まれ。出版社勤務、ゴルフ雑誌編集部勤務を経て、2015年にフリーランスとして活動を始める。2015年から2018年までPGAツアー日本語版サイトの原稿執筆および編集を担当。現在はゴルフ雑誌やウェブサイトなどで連載記事を執筆している。

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