JLPGAツアーの今季21戦「楽天スーパーレディース」は2日目を終え、勝みなみが通算13アンダーの首位で大会を折り返した。4打差の2位に賞金女王の稲見萌寧、柏原明日架ら3人。勝が独走体制を整え決勝ラウンドに突入した。
初日「65」の攻スタートを切った勝は、2日目も流れ良くプレーを続けた。前半7番(パー5)の3打目をタップインバーディの距離に絡めると、9番の第2打はピン右40cmに止めるスーパーショット。終盤16番ではバックスピンでチャンスにつけた左上からの2mを決め、6つ目のバーディを奪った。
平均飛距離257ydと飛ばし屋としてのアドバンテージを生かして、予選36ホールはパーオン率83%と危なげない内容でプレー。得意のパッティングも噛み合い13バーディ、ボギーなしと4打のリードを作った。今季バーディ数トップの勝がどこまでスコアを伸ばすのか。さらにボギーなしをどこまで継続するのか。昨年10月以来になるツアー優勝を手土産に、次週の海外メジャー「AIG全英女子オープン」に乗り込みたいところだ。
“黄金世代”の首位・勝を追うのが、1学年下の賞金女王・稲見だ。初日に大会コース記録になる「64」をマークした”狭間世代”の稲見は、23歳の誕生日を迎えた大会2日目に「71」と伸ばし切れなかった。ただ最終9番は意地のバーディフィニッシュ。ホステスプロとして週末の逆転Vを見据えている。
悲願の初優勝を狙った”ミレニアム世代”の安田祐香は、4打差の2位につけながら、大会3日目のティオフ前に熱中症により棄権となった。3年ぶりの優勝を狙う柏原やユン・チェヨン(韓国)も2位から追い上げる。
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