JLPGAツアー第22戦の北海道meijiカップは7日に最終ラウンドを実施する。2007年賞金女王の上田桃子、17、19年賞金女王の鈴木愛が通算5アンダーのトップで並び最終組で激突する。
真夏の北海道で女王同士が最終組で火花を散らす。2日目に首位に並んだのが、「69」(パー72)、「70」で予選ラウンドをプレーした36歳の上田だ。フェアウェイキープ率57%とティーショットの安定感を欠いているものの、パーオン率70%と得意のセカンドショットを武器にアンダーパー18選手の難コースに対峙している。混戦を抜け出し、4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来のツアー通算18勝目(米ツアー時代の勝利も含む)を目指す。
一方、初日首位発進した鈴木は「68」、「71」で回り、予選ラウンドを終えた。得意のパットを生かして36ホールで13バーディを量産している。昨季「資生堂 レディスオープン」以来になる今季初優勝と同時に、憧れの上田とのV争いに燃えないはずがない。
鈴木は2008年、14歳のときにジュニア大会で海外メジャー「エビアン選手権」(当時は米ツアー)の会場を訪れ、同週にエビアンに出場していた上田と撮影した。その写真は、宝物として保管。鈴木にとってジュニア時代からの憧れが上田と宮里藍さんだった。プロ転向後も敬意を持って上田の背中を追ってきた。
混戦の大会を制すのは−。1打後方の通算4アンダーから追うのは申ジエ、イ・ミニョン(ともに韓国)、櫻井心那の3選手。母になった横峯さくらは通算2アンダーの9位と好位置につける。さらに北海道出身の小祝さくらは通算1アンダーの14位から逆転を狙う。
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