JLPGAツアー第31戦の「スタンレーレディスホンダ」が7日(金)、静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6570yd/パー72)で開幕する。3日間競技で賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円。
昨年大会は渋野日向子が4人によるプレーオフを制して、2019年11月の「大王製紙エリエールレディス」以来になる2年ぶりの優勝を挙げた。涙の復活劇の裏でPO負けを喫したのは、当時アマチュアの佐藤心結、木村彩子、ペ・ソンウ(韓国)の3選手。渋野は米女子ツアーに参戦しており今大会を欠場するが、この3選手が予選で同組になった。
佐藤はルーキーイヤーで未勝利ながら平均飛距離248.27ydで全体9位とアマチュア時代からの武器を持って、シードを確実にしている。木村は6月の「アース・モンダミンカップ」で念願の初優勝を飾り、賞金ランキング8位につけている。今季未勝利のぺは、実力的にいつ3年ぶりのツアー通算3勝目を挙げてもおかしくない。
先週「日本女子オープン」で史上3人目の大会連覇を遂げた勝みなみは、賞金&ポイントランクでともに5位に浮上し、菅沼菜々、吉田優利と初日の同組になった。賞金&ポイントでトップを走る山下美夢有は、西郷真央とホンダと所属契約を結ぶホステスプロの岩井千怜とのペアリングだ。
9月の「日本女子プロゴルフ選手権」以来の出場になる2015年大会の覇者、イ・ボミ(韓国)は稲見萌寧と尾関彩美悠と同組に。スタンレー電気所属のホステスプロである金田久美子は、優勝すれば生涯獲得賞金額が10億円を突破する上田桃子、川崎春花と同じ組で初日の18ホールを回る。
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