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金字塔打ち立てた新女王“最強”を証明したスタッツ| JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ |

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金字塔打ち立てた新女王“最強”を証明したスタッツ| JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ |DAZN
【リコーカップ】シーズン最終戦。今年の主役である新女王・山下美夢有が新たな金字塔を打ち立てた。歴代の"最強女王"と比較しても劣らないスタッツ。今季の凄みを改めて証明した。
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JLPGAツアーの今季最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎カントリークラブ)を制した年間女王の山下美夢有。平均ストロークは日本人初の60台、獲得賞金額は歴代最高になる2億352万967円となった。

「山下美夢有の1年」。それを象徴するかのような今季最後の国内ツアーだった。西郷真央と最終組の2サムでラウンドした初日から首位につけると2日目には3位に後退したが、3日目に首位に再浮上した。最終日は猛追した勝みなみとのプレーオフを制し、劇的に今シーズンの5勝目を飾った。

メルセデスポイントランキングに一本化された年間タイトル争いは、3週間前の「伊藤園レディス」で決まっており、最終戦の注目ポイントは山下の記録へと移った。2019年に元世界ランキング1位の申ジエ(韓国)が達成した平均ストローク60台への挑戦。山下は「66」、「70」、「67」、「70」と並べて、平均で69.9714を記録した。

さらにポイントレースに移行したため過去の賞金女王らと”強さ”の比較がしにくくなっていた獲得賞金額でも最高記録を樹立した。最終戦で優勝賞金3000万円を加算。2015年にイ・ボミ(韓国)が男女両ツアーを通じて打ち出した新記録である2億3049万7057円を上回った。

スタッツを細かく見るとより強さがわかる。身長150cmと小柄でドライビングディスタンスは全体47位の236.52yd。飛ばし屋と比較するとドライブショットで劣るが、フェアウェイキープ率は77.1825 %(全体5位)と高く、2打目以降の正確なショットにつなげている。

パーオン率は75.1543(1位)。平均バーディ数は3.7685(2位)でパーセーブ率は90.4835(1位)からわかるように、チャンスにつけられる場面では高確率でピンに絡めるショットを放ち、スコアを崩す要因になるような、外してはいけない方向へのリスクは犯していない。

開催コースやセッティング、ギアなどが当時と違うが、年間7勝をマークした2015年のイ・ボミが平均ストローク70.1914、パーオン率74.588、パーセーブ率89.5268、平均バーディ数3.7321だったことを考えると山下のスタッツの驚異性がわかる。年間10勝を挙げた2003年の不動裕理と比較しても上記のスタッツは山下が上回っており、歴代の最強女王たちに引けを取っていない。

春先に4勝を挙げた西郷の勢いから始まった2022年シーズン。終わってみれば世界を舞台に活躍する黄金世代やミレニアム世代ではなく、さらに下の世代の21歳が金字塔を打ち立てた。

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