ナショナルオープンの激闘から数日、JLPGAツアーの2023シーズン第31戦「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」は6日に静岡県裾野市の東名カントリークラブ(6590yd /パー72)で開幕する。3日間大会で賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円。復活劇を遂げた原英莉花が連勝を狙う。
菊地絵理香との一騎討ちを制して復活優勝を果たした原にとって、弾みをつけたい一戦だ。今大会終了後に来季の米ツアー出場権をかけ2次予選会に参加。3次となる最終ステージを突破すれば夢の米ツアー出場権を手にするだけに、確実にクリアしたいステージだろう。
5月に椎間板ヘルニア手術を受け、3カ月の離脱を余儀なくされた。復帰後は優勝争いに絡めない試合が続いたが、得意とする前週のメジャー大会で完全復活を印象付けた。ドライバーショットがピーク時と遜色ない豪快さを維持する。同じく飛ばし屋の神谷そら、稲見萌寧と同組の大会初日。2週連続優勝を果たして世界へ羽ばたきたいところだ。
前年大会を制したのは小祝さくら。最終日に一時首位が4人になる混戦模様となったが、3日間ボギーなしの安定感を見せた小祝に軍配。通算12アンダーとしてツアー通算8勝目をマークした。
米ツアーからは笹生優花が3月の「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(2位)以来となる国内出場を果たす。櫻井心那、岩井千怜といった年下の勢いある若手と同組で戦う。さらにメルセデスランキング1位の申ジエ(韓国)と2位の山下美夢有は、吉田優利を引き連れて初日同組で激突する。
大会を主催するスタンレー電気とスポンサー契約を結ぶ三浦桃香が4年ぶりにレギュラーツアーに出場する。2019年まで単年登録の資格で出場していたが、その後の規定変更で試合出場はなしに。昨年にティーチングプロの資格を取得。JLPGAの会員になったことで、ツアー出場が”解禁”されていた。さらに今季限りで日本ツアーからの引退を表明しているイ・ボミ(韓国)も出場する。
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