オランダ代表の指揮官を務めるロナルド・クーマン監督は、今季から加入したバルセロナで大きなインパクトを残すことができていないMFフレンキー・デ・ヨングに言及し、「彼は試合に出ていることが重要なんだ」と自身の見解を示した。スペイン『マルカ』が伝えた。
オランダのヴィレムⅡでプロデビューを果たし、16年に加入したアヤックスで一気に知名度を上げることになったデ・ヨングは、18’-19’シーズンのパフォーマンスを評価されて昨夏の移籍市場でバルセロナに移籍。今季はラ・リーガでそこまで大きな存在感を発揮できてはいないものの、ここまで27試合中、出場停止の1試合を除く26試合に出場してチームの中核の一人なっている。
バルセロナOBで現・オランダ代表監督のクーマン氏は「本来の役割でなくても、彼は試合に出ていることが重要なんだ」と語り、デ・ヨングに対する自身の見解を明かした。
「代表でフレンキーはほぼアンカーだ。2人のセントラルMFがいて、彼は中盤の底に入る。だが、バルセロナではセントラルミットフィルダーへスライドしてプレーしている。彼が今バルサでこなしているポジションは、アヤックス時代や代表とは異なるものだ。もしかすると彼にとって慣れ親しんだものではないから、ちょっと苦労しているのかもしれないね」
デ・ヨングも「僕はバルセロナでプレーしたかったし、最高の名手とともにピッチに立っていて、この環境を心から楽しんでいる。天気も良いし、街も素晴らしい。フットボーラーとしてこれ以上の条件はないよ」と移籍が間違っていなかったと強調。クーマン氏の言葉通り、新たに役割には苦戦しているかもしれないが、今後の成長が楽しみなのは間違いないだろう。
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