マンチェスター・ユナイテッドの伝説的監督であるアレックス・ファーガソン氏は、自身が同クラブの指揮官を退任する際、日本代表MF香川真司に謝罪していたようだ。
ボルシア・ドルトムントで大活躍した香川は、2012年にファーガソン氏のかねてからの熱望によりユナイテッド入り。同指揮官の下、2012-13シーズンには公式戦26試合に出場して6ゴール6アシストをマークし、リーグ制覇を経験した。
だが、さらに飛躍が期待された2013-14シーズンの前、ファーガソン監督が2012-13シーズン限りで勇退することが決定。その後のデイヴィッド・モイーズ監督体制ではチームのスタイルも変化し、香川は十分に活躍できず、最終的にシーズン後に古巣ドルトムントに復帰することになった。
ファーガソン監督が続投していれば香川のユナイテッドでのキャリアも異なるものになっていたとの意見は、これまでに多く出ていた。実際、ファーガソン監督は自身が退くことで、香川が割を食う可能性を懸念していたようだ。前年に獲得したロビン・ファン・ペルシと香川に対し、ファーガソン監督が謝罪していたことを、元ユナイテッドDFのパトリス・エブラがクラブ公式ポッドキャストで語っている。
「練習場に着いたとき、多くのカメラを目にした。だから私たちは『誰かが何か不祥事を起こしたんだ』と考えていた」
「しかし、私たちが到着した後にスタッフが来て、『監督が君たちと話したがっているから、ドレッシングルームで待っていてくれ』と言われた。そして、全員と話すために監督がやって来た。彼は入ってくるなり、『本当に申し訳ない。一部の人たちが、私自身が発表する前に引退することを漏らしてしまったようだ。妻は私を必要としている。だから私は引退する』と語ったんだ」
「彼はファン・ペルシとシンジに謝った。彼らをただ買っただけになってしまったからね。彼は特に、2人に対して謝罪していた」
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