レアル・マドリードは所属するフランス代表DFラファエル・ヴァランについて、今夏以降に移籍オファーを受け付ける可能性があるようだ。スペイン『アス』が報じた。
2021年4月に28歳の誕生日を迎えるヴァランは2011年夏からレアル・マドリードに所属し、これまでにUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)4度、ラ・リーガ3度の優勝など、数々のタイトル獲得に貢献。また、フランス代表でも主力としてロシア・ワールドカップ(W杯)を制しており、現代最高峰のセンターバックの1人だ。
そんなヴァランだが、レアル・マドリードとの現行契約が2022年6月までとなっており、新契約に関する交渉は滞っているという。同選手は2019年初めにも退団の可能性があったが、ジネディーヌ・ジダン監督に説得されて残留を決めたとされる。『アス』によればその際、クラブはヴァランの価値を表すために5億ユーロ(約643億円)という途方もない額の契約解除金を設定したようだ。
当時は事実上の非売品となっていたヴァランだが、現在では状況が変化。今季終了時までに選手が契約延長に応じない場合、レアル・マドリードは他クラブからのオファーに耳を傾ける意向でいるようだ。
また、記事は移籍情報を網羅する『transfermarkt』にてヴァランの市場価値が7000万ユーロ(約90億円)と査定されていることを紹介。クラブは、同じく今夏に退団が囁かれているDFセルヒオ・ラモスの次のディフェンスリーダーとして期待していたが、移籍金が発生する2021年夏の売却もやむなしと考えているという。
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