アル・サッドの指揮官を務めるシャビ監督は、「バルセロナに戻りたいことはハッキリしている」と語り、古巣バルセロナの監督に就任できる準備ができていると主張した。スペイン『La Vanguardia』が伝えた。
バルセロナのアカデミー出身のシャビ監督は、2015年に退団するまで17シーズンにわたりトップチームで活躍。2019年にカタールのアル・サッドで現役引退を発表するまで、数多くのタイトル獲得に貢献した。引退後は現役最後のクラブであるアル・サッドでコーチングキャリアを開始。指揮官として早くもカタール・スーパーカップとカタールカップを制覇するなどの手腕を発揮している。
今冬にはバルセロナがエルネスト・バルベルデ前監督を解任したこともあり、後任候補として浮上したシャビ監督だが、時期尚早という理由でオファーを拒否。バルセロナは最終的にキケ・セティエン監督の就任を発表していた。
それから月日が経ち、シャビ監督は「バルセロナに戻りたいことはハッキリしているし、大きな楽しみになっている。指導者として働いてみて、今なら選手たちにもたらせるものがあると思っているよ」とバルセロナ帰還を見据えていることを主張。その上で、就任するための条件を明かしている。
「私が信頼し、とても真っ当で、忠誠心のある人間と一緒に仕事をしたい。ドレッシングルームに毒のある人間はいらないよ」
また、ネイマール復帰の報道が出ていることについては「ネイマールが復帰できるかわからない。しかし、フットボールのチームにおいて、間違いなくスペクタクルな契約になるだろう」と自身の考えを示したシャビ監督。近い将来、かつてバルセロナの主将を務めた男がチームの指揮官として帰還することになるのだろうか。
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