バルセロナは、資金難によりMFフレンキー・デ・ヨングを売却せざるを得ない可能性があるようだ。『Goal』が伝えている。
2019年夏に総額8600万ユーロと見られる移籍金で、バルセロナに加入したデ・ヨング。以降中盤の中心となり、これまで公式戦57試合でプレーしてきた。クラブの将来を担う選手として、大きな期待を背負っている。
しかし、バルセロナは現在新型コロナウイルスの影響で深刻な財政難に。『Goal』によると、選手やスタッフは減俸を迫られており、仮にクラブ最高額を受け取るリオネル・メッシが来年夏の契約満了と共に退団することになっても、収支のバランスを取ることができないようだ。
そのため、バルセロナはアンス・ファティやマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、アントワーヌ・グリーズマン、そしてデ・ヨングといった他クラブからも評価の高い選手を手放すことで、大きな資金を手にできることを考慮し始めたという。来年1月には会長選挙が行われるが、その新会長がこの内1選手を手放す可能性は高いと、同メディアは伝えた。
そして、デ・ヨングにはバイエルン・ミュンヘンが強い関心を示しているようだ。アヤックス時代からオランダ代表MFを注視しており、選手側もバルセロナと最後まで迷っていたという。スポーティングディレクターを務めるハサン・サリハミジッチ氏は同選手の代理人との接触を現在も続けており、放出となれば最有力候補となると見られている。
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