トッテナムは今夏、エースのイングランド代表FWハリー・ケインを売却する可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
現在、イングランドでも新型コロナウイルス感染拡大の影響は大きく、マッチデー収入などが計算できない各クラブは、財政面での懸念が生じている。トッテナムは昨年にオープンさせた新スタジアムの総工費として10億ポンド(約1350億円)を投じており、借り入れがある状況。そこに今回のコロナ禍となったことが大きな誤算となっているようだ。
そのため、これまで放出を考慮してこなかったエースの売却の踏み切る可能性があるという。ケインに関しては選手自身も新たな挑戦に踏み切る可能性を除外しておらず、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に興味を示していることが、かねてから伝えられる。マンチェスター・Uは、グローバル規模で多額のスポンサー収入を誇っており、コロナ禍を乗り切る資金力を有している数少ないクラブだ。
報道では、トッテナムは2億ポンド(約270億円)もの高額オファーならば、会長のダニエル・レヴィ氏がケイン放出を許可する構えであると主張。仮にこの移籍金での取引が実現すれば、2017年にバルセロナから2億2200万ユーロ(約263億円)でパリ・サンジェルマンに移籍したネイマールを超える歴代最高額移籍となる。
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