レアル・マドリードGKアンドリー・ルニンが、今夏の市場で他クラブへの移籍を求めているようだ。これを受けたクラブは後釜としてナポリGKダビド・オスピナの獲得を目指すという。スペイン『マルカ』電子版が報じた。
2018年にレアル・マドリードに加わり、その後レガネス、バジャドリー、レアル・オビエドとレンタル移籍を繰り返した後、2020年夏にトップチーム登録となったルニン。それからティボ・クルトワに続く第2GKとしての役割を務めてきたが、やはりベルギー人守護神の壁は高く出場機会にはほとんど恵まれなかった。今季すでに優勝を決めていた状況で迎えたラ・リーガ第35節アトレティコ・デ・マドリード戦(0-1)が、レアル・マドリードGKとして初めてプレーしたリーグ戦となっている。
『マルカ』によれば、そんなルニンはレアル・マドリーに対して、出場機会を得るべく移籍希望を伝えた模様。ただし同紙電子版は、現在23歳のウクライナ人GKには「いかなる場合にもレアル・マドリードから離れる考えがない」とも記しており、おそらくレンタルでの移籍を希望したようだ。
これを受けたレアル・マドリードは代役に関する話し合いを行い、今回は将来有望な若い才能ではなく、かつてパリ・サンジェルマンからGKアルフォンソ・アレオラ(現ウェストハム所属)を獲得したように経験あるGKを引き入れる方針を立てたという。そこで目をつけたのが、今季限りでナポリとの契約が切れる33歳GKダビド・オスピナとのことだ。ナポリの正GKは、同チームでアンチェロッティ監督から指導を受けた経験もある。
レアル・マドリードはクルトワ、オスピナと経験豊富なGKを2人揃えて、下部組織のルイス・トニ、ルーカス・カニサレス(あのサンティ・カニサレスの息子)に彼らをサポートさせるのが、来季の理想的なバランスと考えている様子だ。
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