リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグ開幕に際して意気込みを語った。
2019－20シーズン、2位のマンチェスター・シティに17ポイント差をつける圧倒的な強さを見せて悲願のプレミアリーグ初優勝を果たしたリヴァプール。クロップ体制6年目のチームは、初の王座防衛を目指すシーズンとなる。
12日に行われる昇格組リーズとの対戦を前に、クロップ監督は「今シーズンは我々にとって素晴らしい機会となる。プレッシャーや期待など、多くのことが話されている。でも、それが何だっていうんだ！ 特段新しいことではないね」とコメント。唯一、連覇の可能性があるクラブだという点で好意的に捉えた。
さらにクロップ監督は「チームとスタッフを見れば、謙虚でしっかりと準備ができていると感じた。『よし、もう一度やろうじゃないか』という気概を見せている」と口にし、以下のように続けた。
「私は『機会』という言葉を使っているが、これが重要なんだ。プレミアリーグで待っている38試合に加えて、国内カップ、欧州での戦いと、すべてにチャンスがある。アドバンテージも有利な状況でも何もなく、誰もが同じスタートライン。これは私たちにとって良いこと。実績があるから一番有利な位置にいるわけではない。我々の文化、考え方をするうえで理想的だ」
圧倒的な強さを見せて優勝したリヴァプールだが、今夏の補強は左サイドバックのバックアッパーであるコスタス・ツィミカスのみと静かな夏に。その中でプレシーズン中には、南野拓実も好調をアピールした。開幕節でリヴァプールがどのような顔を見せるか注目されるリーズ戦は、日本時間13日の1:30キックオフ。試合はDAZN（ダゾーン）で配信される。
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