【注目選手】抜群のアスリート能力を誇る新星サイドバック、ジェイムズ・ジャスティン ｜ レスター ｜ プレミアリーグ

出身地であるルートンのユースから2015-16シーズンに当時リーグ2（イングランド4部相当）でトップデビューしたジャスティンは、翌シーズンに18歳ながら定位置を確保。2017-18シーズンには主力としてリーグ1（イングランド3部相当）昇格に貢献した。

2018-19シーズンには公式戦52試合に出場するタフネスぶりを発揮。3ゴール9アシストという素晴らしい成績を残すと、この活躍に注目したレスターが2019年夏に推定670万ユーロの移籍金を費やしてクラブに引き入れた。

レスターと5年契約を締結したジャスティンは2019-20シーズン、前半戦こそベンチの日々が続いたが、新型コロナウイルスによるパンデミックの中断明けに定位置を確保。左右のサイドバックやセンターバックなど、ユーティリティ性を活かして終盤の10試合でフル出場を果たした。

さらに2020-21シーズンには、開幕からレギュラーとしてチームに欠かすことができない存在に。最終ラインの全ポジションに加えてウイングバックとしてもハイクオリティのプレーを披露し、指揮官ブレンダン・ロジャーズ監督の信頼を掴んでいる。

プレースタイル

ダイナミックな攻撃参加が売りのサイドバック。右利きながら左サイドバックでもプレー可能で、ウイングバックとしての適性も高い。また、若いながらもフィジカルに優れており、抜群のアスリート能力を活かしてストッパーのポジションもこなすことが可能。瞬発力を活かした縦への推進力は非凡で、母国の先輩であるカイル・ウォーカーに近いタイプのプレーヤーだ。守備に関しても対人対応と球際の強さを備えており、経験とともに戦術面やプレー精度をさらに高めていけば、現在のU-21イングランド代表からフル代表にステップアップできる素材と言えるだろう。