トッテナム元指揮官、ジョゼ・モウリーニョが古巣トッテナムの監督交代劇について自身の見解を示している。
先日、トッテナムは今季リーグ戦10試合を率いたヌーノ・エスピリト・サントを解任。後任として、イタリア人指揮官のアントニオ・コンテを招へいした。
現在ローマを率いるポルトガル人指揮官モウリーニョ。コンテはチェルシーやインテルに続き、トッテナムと、モウリーニョの古巣を渡り歩く形になった。また、今回解任されたトッテナム元指揮官ヌーノは、モウリーニョにとってポルト時代の教え子でもある。
モウリーニョは「ヌーノは良い仕事をしていた。それなのにこんなことになるとはね」と同胞の教え子に同情心を示した。イタリア『Sky』に対して語っている。
「あのチームには以前、優れたコーチがいた。新たにやってきた指導者は優れているといえるかどうか分からない。だが、トッテナムが見切ったヌーノについて、私は優秀な監督だと思っている」
「ヌーノはウルヴス(ウォルヴァー・ハンプトン)において、数カ月や1年のレベルではなく、4~5年も優れた手腕を見せていた。トッテナムの決断は正しいとは思えない。もっと時間を与えてサポートする必要があったはずだ」
トッテナムは今季、ヌーノ新体制でリーグ3連勝を飾るも、そこからは2勝5敗と黒星が先行し、10試合終了時点で5勝5敗の星五分となっていた。
モウリーニョも2019年11月からトッテナムを指導。2021年4月まで率いたものの、成績不振により、シーズン終盤戦で解任の憂き目に遭っていた。それだけにモウリーニョにとっても、教え子ヌーノの短期政権に思うところがあったようだ。
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