リヴァプール育ちのクレスウェルは、地元トレンメア・ローヴァーズの下部組織からトップチームに昇格し、2008年にプロデビュー。リーグ1(イングランド3部)クラブで主力として成長していった。
2011-12シーズンからはチャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチ・タウンにステップアップ。3シーズンにわたって不動の主力として活躍した。
そして、2014年の夏にはウェストハムへの移籍が実現。プレミアリーグの舞台まで登りつめた。すると、1年目から難なくチームに馴染み、リーグ戦の全試合に出場。選手が選ぶクラブの年間最優秀選手賞に輝くと、翌2015-16シーズンも37試合に出場するなど、チームにとって欠かすことができない存在となった。
2016年11月には、ウェストハムでのプレーが認められる形でイングランドのフル代表でもデビュー。ビッグクラブからの関心も寄せられるほどになったが、ウェストハムに残留し続けて着実に結果を残した。
7シーズン目となる2020-21シーズンも開幕から不動のレフトバックに君臨し、ウェストハムでのリーグ戦出場が200試合を超えたクレスウェル。ハマーズの残留に貢献し続けてきたクラブレジェンドと言える存在だ。
プレースタイル
左サイドバックを主戦場としているが、センターバックや左サイドハーフもこなすことができるプレーヤー。最大の武器は、鋭いクロスで数多くのゴールを演出してきた正確無比の左足だ。プレースキックのキッカーも務め、リーグ屈指と言える直接FKを放つことができる。守備面ではタイトなマーキングと高いインテンシティを90分にわたって維持することが可能。闘争心にも溢れ、チームにとって頼れるベテランだ。
プロフィール・経歴
アーロン・クレスウェル/Aaron Cresswell
1989年12月15日生まれ 170cm 利き足:左
シーズン | 所属クラブ | 出場・得点 |
2008-09 | トランメア・ローヴァーズ | 13試合・1得点 |
2009-10 | トランメア・ローヴァーズ | 14試合・0得点 |
2010-11 | トランメア・ローヴァーズ | 43試合・4得点 |
2011-12 | イプスウィッチ | 44試合・1得点 |
2012-13 | イプスウィッチ | 46試合・3得点 |
2013-14 | イプスウィッチ | 42試合・2得点 |
2014-15 | ウェストハム | 38試合・2得点 |
2015-16 | ウェストハム | 37試合・2得点 |
2016-17 | ウェストハム | 26試合・0得点 |
2017-18 | ウェストハム | 36試合・1得点 |
2018-19 | ウェストハム | 20試合・0得点 |
2019-20 | ウェストハム | 31試合・3得点 |
2020-21 | ウェストハム | 17試合・0得点 |
※成績は国内リーグ(2021年1月13日時点)
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