バルセロナDFジェラール・ピケは、自チームを新たに率いることになったチャビ・エルナンデス監督への思い入れを語っている。
かつてはチームメートとして一緒にプレーしたピケとチャビ監督だが、これからはキャプテンの一人と監督という関係で、ともにバルセロナを引っ張っていかなくてはならない。スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたピケは、自分とチャビ監督との関係性がチームにとってプラスに働くとの見解を示している。
「以前にロッカールームを共有していた人物が、自分たちの監督となった。モラル的に言って、僕はもっと頑張らないといけない。チャビは僕のクオリティーを理解しているわけだし、元チームメートの自分たちが彼を失望させるわけにはいかない。それは、どんなコミュニケーションよりも価値を持っていることだろう」
「チャビのことは13~14年前から知っている。彼は選手時代から監督の片鱗を見せ、僕含めた若手全員に指示を送っていた。そして今、正式に監督となった彼は、その選手時代に指示していたアイデアをただ伝えていけばいいだけだ。僕たちチームのキャプテンは彼を助けたいと思っている。若手選手たちの模範になれたらいいね」
ピケはまた、チャビ監督の帰還によって、バルセロナのサポーターたちの意識も変化したとの考えを述べた。
「サポーターたちは、チームのダイナミズムを変化させる上で重要な役割を担っている。ホテルまで僕たちを迎えにきたり、気合いの入った応援をしてくれたりとね。今みたいな雰囲気のカンプ・ノウは、一度も見たことがないよ」
「人々はチームが苦しんでいるのを理解して、僕たちに寄り添おうとしてくれている。それは金で買えないことだし、僕たちはこの勢いに乗らないといけないんだ」
なおバルセロナの次戦は27日のラ・リーガ第15節、敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦。チャビ監督にとっては、初めてのアウェー戦となる。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。