ウルグアイ代表のレジェンドで現在は母国クラブのペニャロールを率いるディエゴ・フォルラン監督が、ラ・リーガでプレーする日本人選手について語った。
現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやビジャレアル、アトレティコ・マドリードなどでプレーしたフォルラン監督。ラ・リーガでは2度のリーグ得点王に輝き、通算240試合に出場して128ゴールをマークした。
ラ・リーガのアンバサダーでもあるフォルラン監督は、再開に際して『Goal』で同リーグの優勝争いや日本人選手について言及。首位バルセロナを2ポイント差でレアル・マドリードが追う展開となっている優勝争いについて、ポイントとなるのは中断明けにおける選手のコンディションであると見解した。
「優勝の行方やチャンピオンズリーグ出場権争い、降格や残留のクラブがどうなるか。ラ・リーガの再開がとても楽しみだ」
「（優勝争いは）ちゃんと『宿題』をこなせたかが鍵になるだろう。ロックダウンがあってトレーニングのための空間を確保できなかった選手もいるはず。チームに戻ってきてすぐに試合をするのは選手にとって厳しい状況なんだ。より厚い選手層を示す方が優勝争いをリードすることになるだろうね」
中断明け初戦、バルセロナは久保建英が所属するマジョルカと対戦。一方、レアル・マドリードは乾貴士が所属するエイバルと相まみえる。
まず、再開初戦が古巣対決となる久保について、フォルラン監督は「いいね。本当にいい選手だ。若くて才能に溢れている。今後の数年で、より強い選手になると思う。このまま経験を積んでいけば、必ずもっと良い選手に成長するはずだ」と絶賛。一方、乾に関しては「セレッソ時代、何度か一緒に練習をしたんだ。彼はドイツのクラブに所属していたけど、オフシーズンに帰国した時に一緒に練習した。スピードと技術があって良い選手だね。スペインでも日本人選手が活躍できるということを証明した」と、その印象を語っていた。
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