今季のパフォーマンスを高く評価され、他国のクラブから獲得に興味を持たれている日本代表DF冨安健洋に対し、ボローニャは来季の慰留に向けて全力を尽くす構えのようだ。イタリア『Totto Bologna Web』が伝えている。
2016年にアビスパ福岡でプロデビューを飾った冨安は、そこから凄まじいスピードでステップアップを果たしてきた。18年にシント=トロイデンに移籍すると、最初の半年はあまり出場機会を得ることができなかったが、18’19’シーズンが始まるとチームの主力に定着。ここで一気に評価を上げると、翌年にはイタリアのボローニャへの移籍を勝ち取って見せた。
そして今季、移籍1年目となったボローニャでも開幕戦からスタメン起用されると、ここまでセリエA第26節終了時点で10位に位置するチームの中で公式戦21試合に出場するなど評価が急上昇。同メディアによると、セリエAで1年目から高パフォーマンスを続ける21歳の冨安に対してリーガ・エスパニョーラやプレミアリーグのクラブが強い興味を示しており、今夏にステップアップする可能性が浮上しているようだ。
もちろん冨安については、ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督も高く評価。クラブは残留を望んでおり、慰留に全力を努めることになるだろう。現在、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされ、一部ではシーズン終了の可能性すら報じられるセリエA。そういった状況の中で、さらなるステップアップを目指すのか、それともクラブに残る道を選ぶのか。冨安の今後の動向には目が離せない。
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