バルセロナは3日、FWピエール=エメリク・オーバメヤンの入団会見を開いた。
バルセロナ、もっと言えばチャビ・エルナンデス監督が熱望していた点取り屋として、同クラブに加わったオーバメヤン。会見に出席したガボン代表FWは、ラ・リーガ挑戦が夢であったことを強調している。
「ラ・リーガでプレーすることをいつだって夢見てきた。子供の頃からの夢だったんだ。バルサは世界最高のクラブの一つだし、僕の人生におけるチャンスとなる」
オーバメヤンは過去、今は亡き祖父とレアル・マドリードでプレーする約束を交わしたと発言していた。バルセロナ加入は、裏切りにならないのだろうか。
「それはスペイン・アビラ出身の家族に関する話だね。祖父はアトレティコの大ファンだった。だから、僕はいつももう一つのクラブでプレーすると言っていたんだよ。だけど、いつも言ってきたように自分にとって家族の存在は大切で、彼らは僕がラ・リーガでプレーすることを喜んでくれている。祖父も幸せに感じてくれてるんじゃないかな」
チャビ監督が率いるようになり、かつてのポゼッションフットボールを復活させつつあるバルセロナだが、オーバメヤンは適応への自信を示す。
「ここにやって来る選手は適応することが必要だ。バルサは素晴らしいフットボールを実践しているからね。でも、自分はそうできると思っている。このチームの試合を見てきたけど、素晴らしいクオリティーがあるね」
「監督と少しだけ話をしたけれど、彼は僕のことを9番と見ている。でも、もしサイドでプレーする必要があるときには、問題なくそうさせてもらうよ」
アーセナルではミケル・アルテタ監督との確執があったとされるオーバメヤンだが、そのことについて問われると、次のように返答した。
「問題があったのは彼とだけで、その後に彼が決断を下した。これ以上言うことはできないけど、僕は満足していなかった。この数カ月は難しいものだったけど、もう過ぎ去ったことだ。僕は今だけを考えたい」
オーバメヤンはまた、自身に欠けているタイトルであるチャンピオンズリーグ(CL)を、来季以降バルセロナと勝ち取る意欲も示している。
「バルサとともにCLを勝ち取る? もちろん、そうできると思っているよ。バルサは偉大なクラブだし、チャンピオンズを勝ち取らないといけない。だからこそ、僕にとってバルサにやって来たのはチャンスなんだ。再び成功をつかむため、がんばっていきたいね」
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