アーセナルは7日、プレミアリーグ第29節でウェストハムと対戦し、終盤のゴールで1-0と勝利した。この試合で途中出場ながら決勝弾を奪ったアーセナルのフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは「監督を悩ませるのが僕らの仕事だ」と語り、先発復帰をアピールした。
上位浮上を目指すアーセナルは、7日にウェストハムとのロンドンダービーに臨んだ。試合は相手に決定機を許すなど苦しい試合展開となったが、78分にドイツ代表FWメスト・エジルのパスを受けたラカゼットがゴールネットを揺らす。これは一度オフサイドで取り消されたものの、VAR判定によってゴールが認められて値千金の決勝弾を奪取した。この勝利でアーセナルは昨年2月以来となるリーグ戦3連勝となっている。
試合後、ラカゼットは「チームのためにゴールを決められて嬉しい。僕らはハードワークした。難しい試合だったけど、勝利できて嬉しい。相手はチャンスを作っていたし、もっと良い結果に値したかもしれない。でも、これがフットボールだ。時にはふさわしいものを得られない」と語り、チームを勝利に導く活躍を喜んだ。
また、直近のリーグ戦で3試合連続のベンチスタートと、20歳のイングランド人FWエディー・ヌケティアにスタメンの座を奪われているラカゼットは、「監督を悩ませるのが僕らの仕事だ」と一言。続けて「次の試合でも良いプレーをしなければいけないのはわかっている。誰もが自分のベストを尽くしたいと思っているし、いつだってチームのためにそうするのは当たり前のことだ」と先発復帰をアピールしている。
指揮官を務めるミケル・アルテタ監督は、両者の競争について「私の人生を難しくする2人のストライカーがいるが、同時にとても良いこと」とコメントしているが、次の試合では果たしてどちらの選手が起用されるのだろうか。
なお、プレミアリーグ第29節アーセナル対ウェストハムの模様は現在、DAZN（ダゾーン）で見逃し視聴が可能だ。
また、アーセナルは現地時間11日、延期となっていたプレミアリーグ第28節でマンチェスター・シティと対戦する。この試合は日本時間12日4時30分からDAZN（ダゾーン）でライブ配信される予定となっている。
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