今節の明治安田生命J1リーグの試合を振り返りながら、気になった選手を取り上げる坪井氏のコーナー「今節のここがツボ」。今回はC大阪とジュビロ磐田の試合で素晴らしいパフォーマンスを見せた松田にフォーカスした。
後半16分、敵陣でのCKからカウンターを受けると、FWファビアン・ゴンザレスが勢いよくドリブル。やや斜め後ろから並走することになった松田は、ペナルティーエリアに入るあたりでスライディングを決行し、ボールをうまく蹴り出しながらピンチを防いだ。このシーンの凄みを坪井氏が解説した。
「見てほしいのは、スライディングに行くタイミングですね。ファビアン・ゴンザレスがボールにタッチした直後を狙ってスライディングしている。ボールが離れた瞬間だと相手は何もできないですし、実はスライディング技術として非常に難しいしレベルの高いプレー。これがボールにタッチする前だとスライディングを見られてかわされてしまったり、足にかかってPKをもらわれたりする可能性がある。タッチする瞬間を狙う松田のスライディングテクニックは、この試合のツボでした」
坪井氏がDF目線で松田をピックアップした中、この日、もう一人の解説者として出演していた大久保氏は「何かわからんけどこのゴールがツボ」というコーナー名で広島の満田を選出した。広島は週末の試合で首位・鹿島アントラーズに対して3-0と完勝。満田は最初の得点をアシストしつつ、自身もゴールを奪った。
大久保氏はそんな満田の最初のアシストに注目。「スピードがあるからこそ、この場面ではドリブルで行きがち」としつつ、アシストの場面を解説した。
「柏が上がってくることを見てパスを出した。相手選手は柏へのパスコースを切ろうとしているけど、ドリブルで行かれるのが嫌だし、過ぎったと思う。そこでダイレクトパス。相手を惑わしてゴールにつながるラストパス。満田のプレーにツボでした」
やべっちスタジアム
配信:DAZN 配信日:毎週日曜
出演:矢部浩之、黒木ひかり(敬称略)
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