FWジョアン・フェリックスがアトレティコ・デ・マドリードでプレーし続けることは、才能の無駄遣いなのだろうか。同選手の恩師は、他クラブでプレーすることを勧めている。
そう話したのは、J・フェリックスをベンフィカのトップチームでデビューさせたポルトガル人指揮官ルイ・ヴィトーリア氏だ。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同氏は、今季途中からアトレティコでエースとして覚醒し始めた22歳の同胞FWについて、次のように語っている。
「ジョアンは普通の若手にはない特徴がある。彼のプレー処理はシンプルで、それでいて効果的なんだ。ほかの若手が飾り立てたようなプレーを好むのに対して、彼は高レベルの大会のメカニズムに適応できている。つまりは、ボールを受ければ、すぐシュートを打つんだ。加えて、技術レベルがとても高く、問題解決のための考えるスピードも速い」
「彼は(アトレティコで)必要としていた多くの能力を獲得した。何よりも守備でのポジショニングが飛躍的に改善されている。思うに彼はもっと支配的なチームでプレーすべきだ。相手ペナルティーエリアの近くでプレーするためにね。そうできれば、もっと良い選手になるよ。後方でブロックをつくるチームでも違いをつくれるが、やはり苦労は伴う」
「ジョアンがバロンドールを受賞できるか? そうした予想をすることは好まないが、彼にはそのためのポテンシャルがある。並外れた、ほかとは異なる選手だからね。しかし、もっと安定しなくてはならないし、もっとプレーに絡み、ゴールを決め、アシストを記録しなくてはならない。今後2年間が、彼のキャリアを決定づけるものになるだろう」
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