カタール・ワールドカップ欧州予選プレーオフ決勝が現地時間3月29日に行われる。ポルトガルと北マケドニア、ポーランドとスウェーデンの注目の2試合を紹介していく。
ポルトガルvs北マケドニア(3:45~)
トルコを退け、決勝へと進出したポルトガル。決勝では北マケドニアとワールドカップ出場権を争う。ジョアン・モウティーニョが「皆がイタリアと当たると思っていた」と語ったとおり、“ジャイアントキリング”を成し遂げた北マケドニア。だが、フェルナンド・サントス監督も北マケドニアには、イタリアと同じように敬意を示す必要がある。何が起こるかわからない」と警戒心を示す。
実際、下馬評ではベルナルド・シウバ、クリスティアーノ・ロナウド、ディオゴ・ジョタといったプレミアリーグのスターを抱えるポルトガルではあるが、北マケドニアを見くびることはできない。欧州予選ではアウェイでドイツを下しており、強豪国をくじく術を持っている。
ポルトガル代表は守備の大黒柱ルベン・ディアスが負傷のため再び欠場となるが、朗報なのはトルコ戦を出場停止で欠場したジョアン・カンセロが復帰すること。また、前回の試合でコロナの陽性反応が出て欠場したベテランDFペペが復帰し、ポルトガルのバックラインはさらに強化されることになる。
また、北マケドニアは、イタリア戦で出場停止だったMFエリフ・エルマスとティホミール・コスタディノフが復帰する。
ポーランドvsスウェーデン(3:45~)
準決勝ではロシアを相手に不戦勝となったポーランドが、決勝でスウェーデンを迎え撃つ。一方のスウェーデンはズラタン・イブラヒモヴィッチが欠場したチェコ戦では延長戦の末、ロビン・クアイソンの決勝弾で王手をかけた。
ポーランドはホームで、54000人の大観衆の前で試合ができる。だが、スウェーデンとの相性は良くない。過去6試合で勝利できていない。直近のEURO2020の対戦でも2-3と敗れている。とはいえ、ロベルト・レヴァンドフスキはスコットランドとのテストマッチで休養を与えられており、この呪縛を解くことが期待される。
一方のスウェーデンの最大の武器はイブラヒモヴィッチの存在。準決勝では欠場となったが、真剣勝負の試合勘のないポーランドを相手に襲いかかることが予想される。
ポーランドのチェスワフ・ミシュニェヴィッチ監督は苦手なスウェーデンを相手に「深く研究してきた。彼らは非常に優秀で、よく組織されたチームであることは間違いない」とコメントしつつも「この試合では自分たちのプランを持って臨みたい」と意気込む。一体どのような試合となるのだろうか。
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