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【注目選手】日本の万能型セカンドストライカー、鎌田大地 | フランクフルト | ブンデスリーガ

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【注目選手】日本の万能型セカンドストライカー、鎌田大地 | フランクフルト | ブンデスリーガDAZN
【欧州・海外サッカー注目選手】フランクフルトの主力選手、鎌田大地。経歴やプレースタイル、アシスト&スーパープレー集を動画とともに紹介していく。

フランクフルトで主力選手に成長し、日本代表に招集されるようになった鎌田大地のキャリアは山あり谷ありだった。

中学時代はガンバ大阪ジュニアユースに所属していたが、ユースに上がることはできず、東山高校へと進学。そこでMFながらゴールを量産し、2015シーズンからサガン鳥栖に加入することが決定した。

鳥栖では攻撃的MFとして起用されると、デビューシーズンからリーグ戦21試合に出場。2シーズン目には7ゴールを挙げ、「点の取れるMF」として本格ブレイクを果たした。すると、2017年夏にフランクフルト移籍が決まる。

しかし、初年度はほとんどチャンスを得られず、海外挑戦1年目は不本意な結果に終わった。転機は2018-19シーズン。ベルギーのシント=トロイデンに武者修行に出ると、リーグ戦24試合で12ゴールを挙げる活躍を見せた。

2019-20シーズンにはフランクフルト復帰。プレシーズンにはセリエA移籍の可能性も報じられたが、アディ・ヒュッター監督たっての希望でチームに定着した。ときに最前線やウィングなどで起用されながら、スタメンに定着しつつある。2020年2月のヨーロッパリーグ・ザルツブルク戦ではキャリア初のハットトリックをマークするなど、Jリーグで発揮していたような得点能力を見せつけ、5月にはブンデスリーガ初得点を記録した。

日本代表には2019年3月に初招集。10月のモンゴル戦で初ゴールを記録している。

プレースタイル

巧みなドリブル、非凡なシュート技術が強み。本職は攻撃的MFであり、高校時代や鳥栖時代はそのポジションで多くのゴールを奪った。

一方で、海外移籍後はより得点という結果を求めたため、前線でのプレーにこだわるように。シント=トロイデンではセンターフォワードの位置にも入り、フランクフルトではセカンドトップやウイングでのプレー機会が少なくない。

両足ともにシュート精度が高く、フランクフルトではプレースキッカーを担当。ブンデスリーガ水準では長身とは言いがたい180センチだが、姿勢が良く、バランス感覚にも優れているため、フィジカルコンタクトで大きく後れをとることはない。

動画:プレー集

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エピソード

実の弟である鎌田大夢は昌平高校出身で、2020年に福島ユナイテッドFCに加入。兄と同じく高卒でJリーグでのキャリアを歩み始めた。

プロフィール・経歴

鎌田大地/Daichi Kamada

1996年8月5日生まれ 180cm・72kg 利き足:右

シーズン所属クラブ出場・得点
2015サガン鳥栖21試合・3得点
2016サガン鳥栖28試合・7得点
2017サガン鳥栖16試合・3得点
2017-18フランクフルト3試合・0得点
2018-19シント=トロイデン24試合・12得点
2019-20フランクフルト28試合・2得点
2020-21フランクフルト23試合・4得点

※成績は国内リーグ(2021年3月18日現在)

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