バルセロナはセビージャFWルーク・デ・ヨングのレンタルを打ち切るようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』や『マルカ』が報じている。
バルセロナは2021年夏の移籍市場で、L・デ・ヨングを1年レンタルによって引き入れた。FWアントワーヌ・グリーズマンをアトレティコ・デ・マドリードに放出したため、ロナルド・クーマン前監督が獲得を熱望したためだった。しかしオランダ代表FWは今季、ここまでにラ・リーガ9試合、チャンピオンズリーグ3試合に出場してゴール数はわずか1と期待に応えられず。チャビ・エルナンデス現監督が指揮を執るようになってからは、より出番を減らすことになった。
そして、マンチェスター・シティFWフェラン・トーレスの獲得に迫っているバルセロナは、ラ・リーガのサラリーキャップ制度により人件費を削減しなければ同選手を登録できない状況で、L・デ・ヨングのレンタル打ち切りを決定した模様。『ムンド・デポルティボ』の報道によれば、バルセロナとセビージャの交渉はすでに合意に達しており、またセビージャはL・デ・ヨングを今度はカディスに貸し出すとのことだ。
ただし『マルカ』によると、アトレチコ・ミネイロFWジエゴ・コスタの獲得も噂されていたカディスは、L・デ・ヨングをレンタルで引き入れることを決定したものの、まだ選手本人の了承が取れていない模様。同紙はカディス関係者の「選手の良い返事を待っている」との発言を紹介している。
なおカディスは現在、ラ・リーガで降格圏の19位に位置。果たしてL・デ・ヨングは、同チームを残留に導く挑戦に対して、首を縦に振るのだろうか。
関連記事
● バルセロナが放出オペレーションに着手…候補5選手の内まずデミルが退団へ|ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。