ボーンマスのエディ・ハウ監督が、自発的な給与カットを申し入れた。プレミアリーグの指揮官としては、初のことになる。
新型コロナウイルスの大流行を受け、ほとんどのリーグ戦が中断した欧州サッカー界。各クラブは放映権収入やマッチデー収入がストップし、経済的に大きなダメージを受けている。緊急事態を受け、バイエルンやドルトムントなどブンデスリーガのクラブは選手の一時的な給与カットを発表。またバルセロナやユヴェントスなども、同様の措置を取っている。
そんな中、ボーンマスは公式HPでハウ監督やアシスタントコーチ、テクニカルディレクターらが“大幅な減給”を自発的に申し入れたと発表した。また、一時的な帰休を宣告されたスタッフの雇用を維持した場合に給与の80%(1人あたり月額最大2500ポンド(約33万円))を企業に補助するというイギリス政府の支援策を利用。スタジアムやクラブ施設の閉鎖によって影響を受けたスタッフに、これまでと変わらぬ給与を支払うことも明かしている。
声明では「1つ確かなことは、我々のスタッフ、サポーター、地域社会、そして世界中の人の健康が、サッカーの試合よりも重要だということだ」とし、従業員の未来を守っていくと宣言した。
「このような時期のための台本はない。勝利の方程式を見つけるための戦術も、セットプレーもない。だが役員会としては、シーズンが再開した時を見据え、クラブと従業員の未来を確実に守るための方法を継続的に模索している」
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