トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、トッテナムでキャリアを全うする可能性について「イエスともノーとも言えない」と語り、自身の将来について見解を述べた。イギリス『スカイスポーツ』が伝えた。
04年からトッテナムのユースに所属し、09年にトップチームに上がってからは幾つかのクラブに期限付き移籍を果たしたケインは、14年1月に復帰して以降コンスタントにゴールを奪う活躍を見せてチームに定着。その後、チームのエースストライカーとしてゴールを量産し、現在では278試合で181ゴールを記録するなど、世界を代表するストライカーの1人として評価されている。
今季は公式戦25試合で17ゴールをマークするなど好調を維持していたが、1月のサウサンプトン戦でハムストリングス腱断裂の重傷を負って離脱。新型コロナウイルスの感染拡大により、リーグ戦が中断となったことで現在は自宅待機を余儀なくされている。
そんな中、ケインは29日、『Instagram』を通して『スカイスポーツ』の解説者ジェイミー・レドナップ氏のインタビューに対応。様々な噂の流れる自身の去就に関して見解を述べた。
「(トッテナムでキャリアを全うする可能性は)イエスともノーとも言えない。スパーズが大好きで、これからもそれは変わらないよ。でも、チームとしての成長を感じられなかったり、もしくは正しい方向に進んでいないと感じることがあれば、僕はこのクラブにはいないだろう。僕は野心を持った選手で、成長したいと考えているし、トップ中のトップの1人になりたい。すべてはチームとしてこれからどのように成長するか次第だ。だから、永遠にここにいるとは間違いなく言えない。何も否定できることはないよ」
昨季はクラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだものの、プレミアリーグのライバルであるリヴァプールに敗れて涙をのんだトッテナム。このまま何もタイトルが取れないままだと、ケインの移籍を止めることはできないのかもしれない。
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