バルセロナは1日、ラ・リーガ第26節でレアル・マドリードと対戦。伝統の一戦“エル・クラシコ”に臨んだが、敵地で0-2の敗戦を喫して首位陥落となった。試合後、バルセロナのキケ・セティエン監督はチャンスを逃した前半に言及しつつ、「ライバルを祝福しなければならない」と勝利したレアルへのリスペクトを示した。スペイン『カナル・プルス』が伝えた。
2位のレアルと首位のバルセロナが相対した公式戦244回目の“エル・クラシコ”は、一進一退の攻防が続いた。前半に主導権を握ったのはバルセロナ。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンやアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを中心に攻撃を仕掛けていく。しかし、レアルのベルギー代表GKティボー・クルトワの好セーブに阻まれ、なかなかゴールネットを揺らすことができない。すると、後半に入ってレアルに反撃され、71分にブラジル代表FWヴィニシウスに先制点を奪われると、終了間際にもFWマリアーノに追加点を許して万事休す。0-2の敗戦を喫することになった。
試合後、首位から陥落したセティエン監督は「前半は良いものだった。ただ、彼らは後半の方が素晴らしかった。我々は試合をしっかり支配していたが、プレーの正確性を徐々に欠き始め、ボールを失っていった。前から激しいプレスを受け、それが自信を失うことにつながったんだ」と前半から後半に向けて流れが変わっていったことを主張。続けて「とにかく、ライバルを祝福しなければならない」と勝利した相手に敬意を示した。
レアルに抜かれて2位に落ちたことに関しては「まだ大きな意味はない。ここから何度もひっくり返る可能性だってある」と答えたセティエン監督。この敗戦のダメージを最小限に抑えるためにも、ここから再び勝利を積み重ねていくことが必要になりそうだ。
なお、伝統の一戦“エル・クラシコ”の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で見逃し視聴が可能だ。
また、セティエン監督率いるバルセロナは現地時間7日、ラ・リーガ第27節でレアル・ソシエダと対戦する。この試合は日本時間8日2時30分からDAZN(ダゾーン)でライブ配信される予定となっている。
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