元スペイン代表FWロベルト・ソルダード(38)が3日、現役引退を発表した。
今年6月にラ・リーガ2部レバンテとの契約が終了してフリーとなっていたソルダード。他クラブに加入することなく、このままでスパイクを脱ぐことをSNSを通じて報告している。
「今日、君たちに言わなければいけないことがある。僕は21年続いたキャリアをここで終わらせる。夢をここで終わらせることにするよ。現実になるなんて決して考えていなかった夢だ。これだけ長く続くなんてね」
ソルダードはバレンシア州出身で、レアル・マドリードの下部組織で育ったストライカー。スペイン国内ではレアル・マドリーのトップチーム(27試合4得点)、オサスナ(44試合13得点)、ヘタフェ(66試合33得点)、バレンシア(141試合81得点)、ビジャレアル(55試合12得点)、グラナダ(82試合25得点)、レバンテ(51試合11得点)、国外ではトッテナム(71試合14得点)、フェネルバフチェ(59試合19得点)でプレーした。通算成績は610試合224得点。またスペイン代表としては12試合に出場して7得点を記録している。
バレンシア、ビジャレアル、レバンテとバレンシア州を代表する3クラブでプレーしたソルダードだが、最も存在感を放ったのはバレンシアだった。2010年、移籍金1000万ユーロでヘタフェからバレンシアに加わったソルダードは、ダビド・ビジャ氏の後釜という重責を背負うことになったが、加入シーズンにラ・リーガ18得点、翌シーズンに17得点(スペイン人得点王)、2012-13シーズンに24得点とゴールを量産して、その活躍によってスペインを代表するストライカーとして名を馳せることになった。
関連記事
● 『SOCCER CHAMPIONS TOUR 2023』の全試合をライブ配信! 久保建英が所属するソシエダの試合を含むフレンドリーマッチも配信決定 | DAZN
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。