ヴィッセル神戸の指揮官を務めるトルステン・フィンク監督は、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断する中、「日本ではコロナで誰もパニックになっていない」と日本人の対応の勇ましさに驚嘆しているようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響を受け、全世界のスポーツがほとんどストップする中、フットボール界でもリーグ戦の中断が相次いでいる。日本の明治安田生命J1リーグも現在4月3日の再開を目指して協議しているが、いまだ見通しは立っていないとされている。
ドイツのハンブルガーSVやスイスのバーゼル、チューリッヒなどを率い、19年から神戸の指揮官に就任したフィンク監督は、今回の新型コロナウイルスを受けて「日本ではコロナで誰もパニックにはなっていない。人々はリラックスして、規律正しくいる」と日本人の落ち着きぶりに驚きを隠せない様子。また現状に関しては「今は時折一緒にトレーニングをしている。もちろん、衛生上の注意事項は遵守している」と説明した。
今は完全なオフの期間になっているわけではないと強調したフィンク監督は、「常に大学生のチームとテストマッチを行っている。彼らはかなりまともなレベルにある」と主張。さらに4月上旬に訪れる予定だったフィンク監督の家族の来日が新型コロナウイルスの影響で延期になったことを明かしつつ、「残念だし、寂しいが、彼らの健康が第一だ」と話している。
新型コロナウイルス問題を異国で経験することになったフィンク監督だが、日本人の対応に感心しているようだ。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？
2020Jリーグ関連ページ
2020 Jリーグ （ 日程・結果 ｜ 総合 ｜ J1 ｜ J2 ｜ J3 ）