バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、残留となったFWウスマン・デンベレへの不満を述べた。
現行契約が今季限りで満了となるデンベレ。バルセロナ側は複数回に渡る延長オファーを提示していたものの、選手側は拒否。遅くとも夏に契約満了を持って退団することが決定的となっていた。そのためバルセロナは、移籍金の得られる1月の放出を目指して他クラブと交渉を行っていた。
移籍市場最終日にはパリ・サンジェルマン(PSG)やプレミアリーグのクラブからオファーを受け取っていたようだが、いずれもデンベレ側がそのオファーを断っていたようだ。ラポルタ会長が1日、会見で明かしている。
「我々は非常の良い(契約延長)オファーを提示していた。その後、経済的な問題があることが判明した。彼は移籍を強く望んでいた。問題は行き詰まった。代理人は沈黙という立場をとったね。その結果がこれだ。我々は最善を尽くしたよ」
「彼には2つのオファーがあることを伝えたよ。非常の良いオファーだった。彼が受け入れなかったことに非常に驚いている。最後のオファーはイングランドからだったが、彼が行きたがらなかった。6カ月間ここに残ることを望んでいたんだ。双方にとって良いことじゃない」
「デンベレのことはすべて理解し難いよ。すでに他クラブと合意しているんだと考えている。代理人がそうほのめかしている。我々はクラブのために行動する」
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