マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるポール・スコールズ氏が、古巣の守護神争いについて見解を示した。イギリス『BTスポーツ』が伝えている。
世界トップクラスのゴールキーパーとして、2011年夏の完全移籍加入以来、マンチェスター・Uのゴールを守ってきたGKダビド・デ・ヘア。しかし、近年ではミスが散見されることもあり、一部では批判の声が上がっていた。
そして2020-21シーズン、シェフィールド・ユナイテッドへのレンタルから復帰したGKディーン・ヘンダーソンは、プレミアリーグのここ3試合連続で守護神を務め、いずれの試合もクリーンシートを達成。直近の試合である現地18日のUEFAヨーロッパリーグ(UEL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのミラン戦でも、1-0の勝利を支えてチームを次のラウンドに導いた。
スコールズ氏は、最近の守護神争いについて「ヘンダーソンの出番が回ってきて、彼が(守護神の座を)奪い取ったと思う」とコメントし、以下のような見解を示した。
「ダビドが(2月6日のプレミアリーグ第23節)エヴァートン戦の後もプレーしていたことはラッキーだったと思った。あの試合、もっと良いプレーができた場面で彼は2つのミスを犯した。明らかなミスではなかったが、私としてはヘンダーソンの方が少し信頼できるし、少し安心できる」
また、ヘンダーソンにはイングランド代表においても守護神を務める実力があると考えているようだ。
「連続した試合数を手にし、彼のプレーを目にできる時間がやって来たと思う。彼はイングランド代表にも選ばれているし、現状をキープできればイングランドの守護神にもなるべきだと思う。確かにミスはあったが、彼に大きな力があることが示されてきた。彼は本当に落ち着いて、必要なすべてのことをこなし、かなり安全だ」
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