レアル・マドリードは27日、ジネディーヌ・ジダン監督が指揮官の任を降りることを発表した。クラブ公式サイトを通じて伝えている。
2016年1月からの第1次政権では、前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)3連覇を成し遂げ、2018年夏に一度は退任したジダン監督。2018-19シーズン後半から復帰した第2次政権では、2019-20シーズンにラ・リーガを制した。
2020-21シーズンは、25勝9分け4敗の2位でフィニッシュ。最終節まで優勝を争ったものの、タイトルは勝ち点2差で上回ったアトレティコ・マドリードの手にわたり、わずかに届かなかった。
レアル・マドリードは、公式サイト上に以下のような声明を掲載している。
「今こそ彼の決断を尊重し、長年にわたる彼のプロフェッショナリズムや献身、情熱、彼の存在がレアル・マドリーを象徴していることに対する感謝を示す時です」
「ジダンはレアル・マドリーの偉大なアイコンのひとつであり、彼が成し遂げたことはクラブの監督や選手を超越したものです。彼がマドリディスモ(マドリード精神)に中心にいて、レアル・マドリーが常に彼のホームであることは、当人もご存じでしょう」
現役時代、そして監督としてもレアル・マドリードの歴史に名を刻んだジダン監督。そのレジェンドの後任については、公式サイト上では言及されておらず、新たな発表が待たれている。
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