クリスタル・パレスのロイ・ホジソン監督が、FWウィルフリード・ザハに今夏退団の可能性があると認めている。
マンチェスター・ユナイテッドでは活躍できず、2014年に古巣であるクリスタル・パレスに復帰したザハ。愛着のあるクラブで順調な成長を見せると、昨季は10ゴールを挙げる大活躍。アーセナルへの移籍が話題となり、本人もステップアップを希望していたが、結局実現せずに残留することとなった。
それでも、ザハは今季もクリスタル・パレスの中心としてプレミアリーグ全試合に出場。チームの7シーズン連続残留に大きく貢献している。依然として評価は高く、今夏の移籍市場でもエヴァートンやバイエルン・ミュンヘン、アトレティコ・マドリーなど多くのクラブが関心を示しているとも伝えられた。
そんな27歳ウインガーについて、ホジソン監督が最終節後に言及。「彼の能力を考えると、ここ数週間の状態はあまり良くなかった。明らかに（去就に関する報道の）影響を受けている」と話し、退団の可能性を認めた。
「彼が強く退団を希望すれば、クラブや彼自身にとってジレンマだ。我々とこれ以上一緒にいたくないと考えているのなら寂しいね。我々は彼のことをとても愛しているが、彼に我々を好きになってもらうようにはできない。彼とクラブだけが解決できる問題だ。私から答えを導き出すことはできない」
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