元ブルガリア代表FWフリスト・ストイチコフ氏が、古巣バルセロナのシャビ・エルナンデス現アル・サッド監督招へいについて否定的な見解を示している。
ロナルド・クーマン氏のトップチーム監督解任に踏み切ったバルセロナは、Bチーム指揮官セルジ・バルジュアン氏に暫定的にトップチームを任せながら、シャビ氏の招へいを目指しているとされる。だがストイチコフ氏は、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長がこのタイミングでシャビ氏を呼び戻すことに違和感を覚えているようだ。
現役時代、バルセロナの“ドリーム・チーム”でクーマン氏とともにプレーし、 柏レイソルにも在籍したストイチコフ氏は、『TUDN USA』で次のように語っている。
「ジョアンは4カ月前、シャビがあまりに若く、まだ経験が必要だと言っていた。それなのに今朝起きたらいきなり、シャビは私たちのクラブにとって最高の存在と言うわけだよ。再びクラブのレジェンドを裏口から追い出そうというのか?」
ストイチコフ氏は、バルセロナ内にシャビ氏を支えられるような人材がいないことも指摘した。
「ペップ・グアルディオラが監督だったとき、クラブ内にはヨハン・クライフ、チキ・ベギリスタイン、アレサンコがいた。毎日、彼ら3人と一緒にいたわけだ。では、シャビは一体誰といることになるのだろうか? 誰が彼にポジティブな助言をできるのだろうか? ネガティブな言葉は1日目から浴びせられるというのに」
「私はバルセロニスタ(バルセロナサポーター)として、シャビには成功してほしい。彼はバルセロナを自分の家としているのだから」
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